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震電は終戦に間に合っていても、オーバーヒートになって使いもんにならないという意見がありますが、根拠何ですか?それとキ94IIでは予想される問題点はあったのですか? 大和 |
- それは、オーバーヒートすると主張された方にお尋ねするのが筋であろうと思います。
SUDO
- よくココの過去ログで見るので・・・。
大和
- 発動機自体の冷却能力は飛行試験時にそれほど問題視されていません。おそらく問題はないだろう、とされています。
油冷却器には飛行時に油温過昇が見られ、対策実施中でした。
片
- エンジン自体の冷却については、(閃電の場合ですが、)発動機実験用胴体に試作発動機(ハ43-41?)を装備しての試験を昭和19年から行い、実用化の見通しを得ていたようですね
ところで、海軍機って、震電に限らず、軒並み油温過昇問題を起こしているように思うのですが、気のせいでしょうか?
セミララ
- >油温過昇問題
別に海軍に限らずそんなもんです。
オイルクーラーは機体設計者を悩ませる一番大きな抵抗源ですから、出来れば小さく引っ込めた配置になってるのが望ましいわけで、割とギリギリにセットされてしまうことが多かったのでしょう。
片
- 震電試作機のようなフルカン流体接手式過給器のエンジンは、フルカンの変速がオイルの熱に変換されることで行われるという仕組み上、宿命的なものでもあるといえますね。
SUDO