5431  日本軍の落下増槽について質問します。彗星が主翼下に増槽を一個ずつ装着しているのを写真等で見かけることがありますが、他の艦攻、艦爆でも同じことができたのでしょうか。また主翼下の増槽というと陸軍の戦闘機も同様ですが、両者は同一の増槽なのでしょうか。
二一斎

  1. >彗星が主翼下に増槽を一個ずつ装着しているのを写真等で見かけることがありますが、他の艦攻、艦爆でも同じことができたのでしょうか。

     99式艦爆、97式艦攻、天山、流星においては、翼下増槽の例を知りません


    >主翼下の増槽というと陸軍の戦闘機も同様ですが、両者は同一の増槽なのでしょうか。

     容量からして違います
    セミララ

  2. 彗星の翼下増槽は、零戦の胴体下と同じものです。


  3. 彗星の頃から敵空母へのアウトレンジ攻撃能力がさらに重要視されるようになり、九九艦爆までに比べて一層の大航続力が要求されるようになるのですが、同時に専制攻撃機として高速を発揮できることも彗星への重要な要求でしたので翼面積がかなり抑えられています。にもかかわらず翼内燃料搭載量は九九艦爆と同等であり、したがってそれ以上に燃料を携行する必要があったのです。
    彗星ほど高速にこだわらない、したがって翼内容積を大きくとることの出来る天山では、彗星の機内プラス増槽2個分の燃料と同じだけのものをすべて機内に収めることが出来ています。流星もほぼ同量の燃料を機内に収容可能です。


  4.  セミララ様、片様、懇切な回答有り難う御座います。長年の疑問が晴れました。本当に有り難う御座います。
    二一斎

  5. 今更ですが、「先制攻撃」でした。



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