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あるサイトによると隼は「大戦後半ゼロ戦が単なる空飛ぶ七面鳥として連合軍にあざけらるようになってからも、連合軍には『最後まであなどれない相手であった』として評価は低くなかったのです」と記載されていますが、その根拠を教えてください。 代理人 |
- 根拠ならそのサイトで尋ねられるべきかと思いますが、いわゆる「マリアナの七面鳥撃ち」とはグアムに着陸する九九艦爆に対して行われたものだということを指摘しておきます。
片
- >1
以前にそのサイトに尋ねたのですが御返事はなかったのでここで聞こうと思ったのです。
代理人
- 根拠とは言えませんが、当時アメリカ軍が零戦52型を分析した資料を
掲載した雑誌がありました(名前は失念)
その内容によると、
F9Fと比較して、高高度における能力は劣るものの、中低高度域にでは
優れた旋回性能を発揮するため、同高度帯での格闘戦は避けるべき。
といったような内容でした。
まあ、参考までに。
モグラ族
- というよりあの人たちは「ゼロ戦は強かった。だがそれに勝った我々はもっと強い。」と思っているからそう評価しているのでしょう。
無名
- 学研歴史群像別冊「陸軍機パーフェクトガイド」に寄稿されている大塚好古氏の記事によれば、1945年4月に発行された日本機識別帳において、零戦52型を「過去の型にくらべて進化しているが、現用の米空母搭載戦闘機には対抗できない」と記されているとのことです。
同シリーズの「零戦パーフェクトガイド」には捕獲した零戦52型とF4U−1D、F6F−5の徹底した性能比較分析が掲載されており、上記の認識を裏付けるデータを見ることができます。零戦と戦う際には旋回や宙返りなど零戦の得意とする機動に誘い込まれることなく、スピードとパワーを活かして有利なポジションを確保せよという戦訓も記載されています。
つまり米軍機が性能差を活かした戦いを続ける限り、零戦はその攻撃を避わすことはできても反撃に出ることができません。しかし米軍機が零戦を侮り、低空に逃げた零戦を深追いして低速旋回戦闘に誘い込まれるようなことがあれば性能差は逆転します。「最後まで侮れない相手」というのは好意的に解釈すればそのような意味ではないかと思われます。
ささき
- >3.4.5.の各位
質問者は「隼が」連合軍には『最後まであなどれない相手であった』という根拠を求めておられます。零戦はその比較例であり、回答の主題ではありません。
烈風天駆
- 隼は防弾してあって、零戦よりも多少速度が遅いけど、より運動性に優れるのです。
大戦後半の状況では、零戦と隼の多少の速度差は、圧倒的に高速な連合軍戦闘機の前にはあまり意味はなく、零戦でも隼でも数と速度の劣勢から比較的容易に追い詰められてしまうというのは変わりません。
こういった状況では、連合軍の側からすると、より被弾に強く旋回等で攻撃を回避する能力が勝る隼のほうが撃墜に梃子摺ることになります。そして梃子摺った挙句に深追いすると致命的なミス等を誘発して逆襲される可能性が出てきますから、侮ることは出来ない相手だったわけです。
SUDO