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日・英・米・独・伊の大戦中のジェット機の開発記録はそれなり 聞くのですが、ソ連のはまったく耳にしたことがありません。大戦中 のソ連のジェット機の開発はどのようなものだったのでしょうか? らいおん |
- ソ連でも1936年から軸流式のターボジェットが研究されていましたが、独ソ戦の開始によって研究は中断されています。その代わりと言ってはなんですが、VRDK加速装置と呼ばれるセミジェットの研究が行われています。VRDK加速装置を利用した機体としてはMig-13とSu-5があり、Mig-13は最高速度825km@7000mと速度だけなら初期のジェット機なみであり、戦後ではありますが実戦配備もされたそうです。
で、本物のジェット機の方はドイツのジェットエンジンのコピーから始まって言います。Warbirds内のアイコンページですが、以下のページに初期のジェット機であるYakovlef Yak-15の説明があります。
http://www.warbirds.jp/kiyochan/airpreza08.html
富士見町
- ヒストリーチャネルの番組で見たうろ覚えですが、戦前にはそれなりにロケット・ジェット機関の研究が進んでおり、デルタ翼で超音速を目指す機体まで計画されていたそうですが、指導的技術者の多くがスターリン大粛清の犠牲となりことごとく計画破棄されたと聞いたことがあります。
ささき
- 富士見町さま・ささきさま、ご回答ありがとうございました。Mig-13とSu-5、面白そうなので自分で調べてみます。
らいおん