装甲面に距離を空けて置いた2枚の防弾鋼鈑の間に、セラミックとプラスチック等の積層板を何枚も貼り重ねてあります。

その効果は、もちろんHEAT弾の火薬ジェットを拡散させるというのもありますが、ご質問の運動エネルギー弾に対しても高い効果を持ちます。

↑表面の防弾鋼鈑を貫通したAPDS弾は、内部のセラミックと比較的柔らかいプラスティックの層を通過する時に速度エネルギーを失います。また、セラミック板を通過直後に、切られたセラミック板が元に位置に戻り、その時に弾体を切断することで弾丸そのものを破壊する効果もあります（そのはず）。

Ｍ−１戦車の場合、運動エネルギー弾に対しては劣化ウランの装甲板の有効性が言われていますが、これは実際にそれだけの効果があるのでしょうか？　またケブラーやタングステン、チタニウム（これはないか）あたりは使われているのでしょうか？　追加質問で済みません。

詳しい素材などは軍事機密なんですねぇ。だから私には素材までは判りません。ゴメンナサイ(Key)