QQCCMMVVGGTT
821 戦争末期の海防艦には管制過給されたディーゼル機関を装備したそうですが、排気タービンでしょうか?それとも機械式遠心圧縮機かルーツ型圧縮機だったのでしょうか?

  1. 世界の艦船増刊日本護衛艦艇史によると、1号型が出力不足の為に過給器装備を検討したそうですが、結局発動機の改善で高回転化して所定の出力を確保したらしいです。つまり過給器は装備してません/SUDO


  2. 管制過給が「慣性」過給のことなら,吸気脈動を利用して,吸気バルブが閉じた後も流れ続けようとする空気の慣性により圧縮する方式だと思います。開閉タイミングに共鳴するよう,適当な長さの管・適当な容積のチャンバーを吸気系に設けただけのものですから,当然「過給器」は付いていません。また回転数が設定値からはずれると効果が無くなります。 出力アップもせいぜい1割前後と思われますが,ほとんど部品も要らず,海防艦程度(失礼)には手頃でしょう。過給器なしで出力アップ,と下の説明とも符合すると思います。



Back