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349 大和型3番艦の信濃は空母に改造しても6万トンもあります。大鳳はその半分の3万トンですね。一体この重さはどこから来ているのでしょうか。赤城や加賀が戦艦から改装した時でも排水量は変わらなかったのだろうか。戦艦と空母は構造が全然違うと思いますが? 

  1. もちろん装甲の差です。戦艦の場合、弾薬庫を含む艦の主要部分を厚い甲鉄で箱を作るように作ります。これがいわゆるバイタルアーマーというやつで戦艦という艦種に独特の物です。空母の場合は近距離射撃を受けることを想定していないため、垂直防御はそれなりにしてありますが水平防御はほとんど考慮されていないはずです。もちろんこの場合の垂直防御というのも、戦艦のそれが遠距離砲戦に備えたものであるのに対し、空母のそれは航空機からの爆弾投下に備えるという意味合いが強いと思います。


  2. あ、集中防御方式を採用した新型戦艦とそれ以前の戦艦では事情が違いますよね。書いてから気がつきました。


  3. でも空母に改装された戦艦ってすべてポストジュットランド級の戦艦じゃあありません?


  4. 原形の大和級戦艦が常識外れの超巨大重装甲戦艦だった、という一点に尽きるのでは?(それにしても魚雷4発であえなく転覆とは…T_T)


  5. 資料によっても違いますが大和は6万9千トン、信濃は7万2千トンと言われています。500キロ徹甲爆弾の直撃に耐える装甲甲板、コンクリート充填の対魚雷バルジ、注排水設備の追加など、徹底した防御設備の増加により原形の大和級戦艦より排水量が増加したようです。



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