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龍譲や鳳祥(漢字がちがうかも)は建造時にジャイロ効果による左右動揺軽減装置を積載していたとききます。機構と効果のほどはどうだったのでしょうか?
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- ジャイロですから、早い話が大きなコマを高速回転させて安定を図るものです。電動機で鉄製の円盤を回転させるものだったと記憶しています。装置の重量は鳳翔の場合で60tほどだったようです。確か外国からの輸入品(スペリー社?)で、保守整備の難しさから昭和初期には使われなくなったようですが、かなり効果はあったようで、国産化して祥鳳型二隻にも搭載する予定だったようです。もっとも、製造はしたものの、太平洋戦争に突入したため、搭載する機会を失い、以後どうなったかは不明です。
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