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130 陽炎型、夕雲型、島風型のいわゆる艦隊型駆逐艦は50口径12.7サンチ艦砲を搭載しており、55から75度の仰角を持っていたようです。初速は89式12.7サンチ高角砲より速いのですが、対空兵器として役にたったのでしょうか?

  1. 仰角の分89式よりは役に立ったようですが、弾丸と発射薬が分離式のため、対空射撃時にはいちいち砲身を水平に戻して装填を行う必要があり、発射速度は5発/分と低かったようです。これが日本駆逐艦の対空能力の貧弱さとなって現れ、大量喪失につながったのではないでしょうか。


  2. 全く役立たずです。 下記でも指摘されておられますが、装填都度に砲身を水平に戻す必要があり、また時限信管の自動調定機構もありませんから、有効な対空戦闘は全く期待出来ません。



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