QQCCMMVVGGTT
125 古鷹、青葉級重巡の主砲を20センチから正8インチ(20.3センチ)にするとき、砲身を削ったというのは事実ですか?

  1. 本当です。ワシントン条約で主力艦を対米英六割に制限された日本海軍が、基準排水量一万トン以下、搭載備砲八インチ以下の補助艦で対抗しようと、条約許容限界の正八インチ(20.3センチ)砲を開発し、高雄級以降に搭載しました。同時に、古鷹級、青葉級、那智級の20センチ砲(大正以降はメートル法で設計されていました)の砲身を削りなおして0.3センチ増径しています。日本海軍の涙ぐましいまでの努力の結果ですね。…しかし、砲身命数なんかに影響はなかったのでしょうか? その辺りは疑問です。


  2. 日本の20サンチ砲は鋼線自緊縮砲ですが、全体をはずして加工したとすれば、面倒な気がします。内筒交換のさいに旋条を少し深く削った製品を差し込んだのでは?



Back