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艦戦はダイブブレーキなしでも急降下爆撃はできるのでしょうか。また、艦戦を艦爆に代用する場合、どの程度の改造が必要なのでしょうか。ご存知の方教えてください。
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- 艦戦を急降下爆撃可能な本格的な艦爆とした例はないと思います。ただ爆弾を抱えるだけならなんとかなりますが。ところで99艦爆あたりはダイブブレーキついてましたっけ?
- ↑ついてますよ、使わない場合も有るみたいですけど/SUDO
- 零戦の爆戦のことだと思うのですが、急降下ではなくて、緩降下爆撃を行う機体です。ですから、爆弾架以外の改造はありません。また搭乗員も艦爆の搭乗員から選出されていましたので、空戦訓練の出来ている人達は少数でした。
- 要は主翼の桁が、どの程度の引き起こしに耐えられるかに尽きるのでは?主翼の強度によって、どのような飛行機でも降下速度が制限されます。また引き起こしを無視したとしても、各操舵のフラッターの問題が出てくると思うのですが・・・
- 爆撃するのではなく、ただ急降下というなら、ダイブブレーキは無くてもいいはずです。あくまでも地上や海上目標を狙うのでは、ブレーキなしでは、過速状態になって、引き起こせなくなると思いますが。艦戦では、急降下可能な機種は零戦52型丙が400ノット(740Km)の急降下が可能でした。それ以前の型は、360ノット(670Km)。改造ヶ所は、主翼外板の厚みを増したとのことです。また、艦戦でありませんが、P51の急降下爆撃版がA36と言う名称で米陸軍に採用され、43〜44年のイタリア戦線で活躍してます。
- ↑続きです。改造内容は、機体外板及び骨組みの強化とダイブブレーキの装備で、43年夏のチュニジアでのデビューを皮切りにイタリア戦線とビルマ戦線で戦ったそうです。イタリア戦線の参加部隊は、1年間の戦いの後、手持ち機が3機しか残らないと言う激戦だったそうです。なお、ニュースソースは世界の傑作機bV5「P51A、B、Cマスタング」です。(ぱんてる)
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