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906 水メターノール噴射と過給器の効果について、水メタノール噴射はピストン部分周辺の冷却効果だけなので、中高度以上の場合、1段式過給器ではそもそも高ブーストがかけれれないのだからあまり効果がない。一方2段式は、1段式よりも高高度での過給能力が高いので、中高度以上でも水メタノール噴射の効果は高いと考えて言いのでしょうか。ご存知の方教えてください。

  1. 過給圧は過給器の容量と作動速度から算出される吐出量と対象発動機の排気量から算出される物です、よって一段であってもハイブーストは可能です/SUDO


  2. では、何故多段にするのかと言うと、自動車のギアと同じです。一段で発進から最高速度までカバーさせるのは大変ですよね、過給器もそうで、少ない吐出量で構わない低空と大きな吐出量の欲しい高空では求められる性能が変わります。このため過給器のギア比を変えて吐出量を増やすのが一段二速式です、しかし、過給器は一定範囲で動かさないと効率が悪いので、この場合はどうしても満足できるセッティングが得られません、そこで二段式が生まれるのですが、これらは、効率を求めての結果でして、過給圧の問題ではないのです、DB605ではDB603の大容量過給器に載せ変えたASユニットが有りますよね、あれは一段式ですが、ハイブーストかかります。でもって水メタ噴射に関しては、大体そんなもんでしょう、過給圧が正規以上を確保できるときに、それを使う為のワザですから、高高度でブーストがかかるエンジンの方が有効です/SUDO


  3. 水噴射はピストン部周辺の冷却効果をねらったものではありません。ノッキングを防止するためのものでしょう。今のエンジンの燃料冷却とほぼ同じもののはずですが。



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