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零戦の尾翼後端部は尖っていますが、これは珍しいものなんですか?いいことなんですか?
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- 97艦攻、99艦爆なども尖っており珍しくはありません。尖っていることでメリットがあるという話は聞いたことがありませんので設計者の趣味だと思います。
- いや、零戦のとんがりはハワード・ヒューズのH1の尾翼のとんがりを参考にした、と記憶していますが。
- ↑そうアメリカ人が言っている、というだけの事でしょう。堀越氏の著書を見てもその手の記述はありません。
- 尾単が尖っていると、機体表面を流れてきた空気が離れるとき、スムーズに離れて渦流が発生しにくく、空気抵抗の減少に役立ちます。
- イタリア軍の機体は大抵とがってますから、別に珍しいという事も無いでしょう。
- 二式水戦では尾部の形状が変わっていて、これは安定性を増すために垂直尾翼と方向舵の面積を増やしたのだと聞いていますが、ひょっとして、実は単なる中島さんの趣味?(N)
- フロートを付けたため機体側面積が増大したので横方向の安定性を上げ、方向舵の効きをよくするため下方まで伸ばしたのです。
- 垂直尾翼の高さや幅を増大させたり、方向舵の高さや幅を大きくすると強度の大幅増加が必要で大改造が必要になります。下にのばすだけなら舵取り付け部の強化だけでまにあいそうです
- 5つ下の方の説明、肯けます。それを踏まえて考えを述べさせて頂きます。尖っていない形式のものも多くあることから、空力的にはどちらでも顕著な差はないものと考えます。しいていえば、楕円テーパー翼と直線テーパー翼ぐらいの違いなのでは。(yuji)
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