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796 F4Uのエンジン:「ダブルワスプ」とはどういう意味なんでしょう。

  1. プラット&ホィットニー社は1925年12月に同社初の星型航空エンジン(単列9気筒)を開発し、WASP(スズメバチ)の愛称をつけました。おそらくブンブン力強くうなることから連想したのでしょう。同社は蜂の名前が気に入ったらしく、HORNET(アシナガバチ)というシリーズも作っています。のちに2,000馬力級の大型複列18気筒エンジンが開発されたとき、「まるでWASPを二つつなげたようだ」ということから「ダブル・ワスプ」の愛称が生まれたのではないでしょうか(ささき)。


  2. ちなみに参考は http://WWW.geocities.com/CapeCanaveral/Lab/4515/engine2.htm。エアレーサーを始め1920年代の飛行機中心のサイトですが、ライト、アリソン、カーチスエンジンの解説もあって面白いですよ(ささき)


  3. なお、第二次大戦当時のアメリカで軍用機空輸に携わった女性パイロット達も WASP(Women Air Service Pilots)と呼ばれます。更に脱線すると、血統の良さを誇りにする白人一族も WASP(White Anglo-Saxon Protestant)と呼ばれます(ささきagain)。



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