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飛燕と疾風ではホ5の搭載位置が機首と主翼に分かれていますが何か設計思想の差のようなものがあるのでしょうか。
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- 飛燕の場合は元から機首に12.7mmを積んでいたので、サイズ的にさほどかわらないホ5なら簡単に換装できたのではないでしょうか。中心線上に近いところに装備した方が、命中精度の点からも運動性の点からも有利なはずですから。
- 飛燕は先端が細くコクピットに向かって胴体が太くなっていくが疾風はエンジン部がいちばん太い。飛燕の3枚ペラに対して疾風は4枚。プロペラ同調機構を使うと発射速度が低下する。ホ-5は加熱時に自爆発射することがある。という理由を思いつきます。主翼の強度の問題とする文献がありますが、マウザー砲を翼に積んだ機体での事故の記録は見たことがないので違うのではないでしょうか。自動装填機構が難しかったという話もあります。
- キ61の長い主翼は翼内砲の搭載によって起こる運動性低下に敏感だったのでしょう、マウザー装備機のロール性能低下は結構聞きますからね
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