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戦闘機の場合、加速性能についてはあまり聞きませんが、これは、上昇力と同じような感じと捉えているのでしょうか。
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- 加速性能は大事ですがカタログデータにはまず載っていませんね。Fw190の加速が良かったことはけっこう有名ですが。
- どちらの場合も余剰馬力(推力)が一番直結する要因なので、「同じような感じ」と捉えてよろしいのではないでしょうか。大雑把ではありますけど。
- レシプロ機では無いですが最近のジェット戦闘機では加速性能は要求性能に明確に規定されます、F−18は試作時代にM0.8からM1.2への加速が要求仕様に達しなくて随分と苦労した話を覚えています。
- M0.8からM1.2というのは「遷音速」と呼ばれる領域です。衝撃波の発生によって造波抵抗が急激に増大しますが、これがいわゆる「音の壁」です。F16,F18の時代にはあまり必要がないとああれるM2以上の高速を切り捨てて、遷音速域での加速性に焦点を合わせたから、下記の要求が出てきたのではないかと思います。ただF18の場合はM0.8からM1.6までの加速時間が要求を下回ったように記憶しています。(100秒の要求に対して143秒)
- F−18の加速の件は航空ジャーナルの記事のうる覚えでしたがM1.2->M1.6だったかもしれません(すいません^^;)
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