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480 機によってプロペラは3枚だったり4枚だったりします。それぞれの長所・短所は何なんでしょう?(大馬力の機には4枚が多いみたいだけど・・・スピットファイアなんて試作機は2枚だったのがシーファイアで2重反転6枚になるし)

  1. なんの本で読んだのか忘れましたが、プロペラの枚数は少ないほど良いそうです。しかし2枚くらいで大馬力の効果を出そうとすると直径がやたらと大きくなってしまうので枚数を増やすしか方法がないそうです。


  2. オールで漕ぐのと同じです、大きい奴でゆっくり、が基本です、でも機体設計からは辛い、そこらも微妙な落とし所なんでしょうね


  3. プロペラは回転軸のまわりに翼と同様な断面でねじれをもつ羽根取りつけ、これを回転させて羽根に発生する翼の揚力に相当する力を推力として利用します。この推力となって働く力と実際のエンジンの軸馬力との比をプロペラ効率と言って、良いプロペラは80〜85%程度に達します。


  4. (下記続き)ただ、ある一定の大きさのプロペラでは発生可能な推力に限りがあります(むやみに高回転させると、その速度は機体速度よりずっと先に音速に達し、そうなると衝撃波に邪魔されて、それ以上回転速度を上げてもそのプロペラは推力を発生しません(これ重要)


  5. (下記続き)従ってエンジン馬力が上がり、今までのプロペラではこの馬力を吸収出来なくなった時、プロペラの直径、羽根面積、枚数を増す等の対策を施す必要があります、ただ単発戦闘機では機体サイズの関係でプロペラの直径を無闇に大きく出来ませんから、エンジンが改良され高馬力のものに換装されるに連れプロペラのブレード枚数が増えたり二重反転プロペラの様な特殊なプロペラを装着する機体が登場したりします。


  6. 欠点はブレード枚数が増えるとプロペラハブやピッチ変更の構造が複雑になるし、だいいち重くなります。バランス的には3枚羽根がもっともバランスがいいそうです。(ただし1枚ペラも実在しました)



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