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零戦の機銃に『13.2ミリ機銃』が搭載されてましたが、なんでこんな半端な数値なんでしょうか?
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- 海軍三式 13 ミリ機銃ですね。原形は陸軍のホ103 12.7 ミリと同じブローニング M2 .50 cal(12.7mm) なのに、陸海軍それぞれで「独自の国産化」を行った結果口径も弾薬も互換性がなくなりました。何故わざわざ互換性をなくしたのか私も知りたいです。
- 既に海軍が艦艇用に国産化していたホチキス系の13.2mm機銃の弾薬と共通化したんじゃ?
- 13.2という口径は陸軍にもありますよね。航空用じゃありませんが。
- 7.62mm, 7.7mm, 7.92mm, 12.7mm, 13.2mm, 20mm, 25mm, 30mm, 37mm…陸軍用に海軍用、車載用に艦載用に機載用…旧軍には一体何種類の弾薬があったんでしょうね。いくら何でも兵站を軽視しすぎです。
- むしろ(一時的な)兵站の混乱を嫌った結果、結果的に弾薬体系が複雑化したのでは?とも考えられます。高度な製造能力を要求される自動火器の自主開発能力がまだ無い時期に陸海軍は外国から自動火器を目的別に(研究用も含めて)買っていますが、その後継の国産機銃でも多種多様な旧弾薬をそのまま引き継いでいます。これは新規に弾薬を新調して(統一化)するより弾薬のストックがあって供給ラインも確立されている旧来の弾薬をそのまま使えた方が良い・・・と考えたとしても分からないで無い気がします。
- ↑STG-44 突撃銃の配備を「(半年分ほどの備蓄がある)Kar98K の弾薬と互換性がない」との理由でヒトラーが嫌ったそうですから、そういうことも考えられます。兵站って難しいんですねぇ。
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