回答ではありませんが、映画「エアフォ−スワン」でエアフォ−スワンＢ７４７の特殊ハッチから乗客がパラシュ−トで脱出してましたが、実物もそういう仕組みになってるんだろうか？

普通の旅客機（現在の）にはついてないはずです。あくまでも機長が責任を持って機体を着陸なり着水なりさせるまでは乗客は「積荷」に徹するという事で・・・でもエアフォース・ワンとかのＶＩＰ専用機はどうなんでしょ？

緊急事態になったとき乗客を全員パラシュート降下させる時間が取れないのと 通常飛行高度から脱出すると気圧が低すぎてパラシュートを開く前に気を失うし、仮に低空まで降りて全員が脱出するまで水平飛行を続けたら かなりの広さにばらまくことになって 捜索救出が困難になりますね(笑)

現実の航空事故のほとんどは離着陸時に起きているというのも一つの理由ですよね。こうした場合にはパラシュートだけでなく射出座席でもないと意味がありませんから。ただどんな状況を想定したとしても全くの素人の乗客をパラシュートを付けて飛び降りさせるのは、余りに危険というかムチャだと思います。(EOS)

余談ですが、飛行機の背中に「でっかい」パラシュートを収納して、トラブル時にはこれを開いてパラグライダー見たいに滑空させる想像図を航空雑誌で見た事があります。（実現は・・当然していない＾＾;）

Flightという週間航空産業雑誌にパラシュート付きセスナが飛行中に開傘して無事にセスナを丸ごと降下させて十分実用に耐えることを示した写真を載せていました

飛行中に誤作動してパラシュートがでちゃったら恐怖ですね。