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「爆撃機用のエンジンは戦闘機用と比べておおらかに作られている。」との記述がありました。この「おおらか」とは具体的にはどういうことでしょうか。
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- 戦闘機用エンジンは、その目的から急激なスロットルワークへの追従や高G下での信頼性など過酷な要求がなされるので、当然これらの要求に応えるためにシビアな設計になりますが、爆撃機は戦闘機のような機動を要求されないので、比較的設計に余裕があります。これを「おおらか」と表現しているのではないでしょうか。
- 日本戦闘機用空冷エンジンは直径をぎりぎりにまで削り込む傾向があり(誉とか)、生産・整備上のネックになっていました。爆撃機用はそれがなく、無駄の多い(ゆとりのある)造りだったという意味ではないでしょうか。
- 「雷電は爆撃機のエンジンを搭載したため機首が太い」ですが、雷電は鈍かったのかな?
- ↑雷電は特異な冷却システム+延長軸を採用したためエンジントラブルが続出し、「おおらか」どころではなかったようです。
- では、鍾馗は?
- 鐘軌は、雷電ほどではなかったみたいです。しかし、以前に立ち読みした何かの本に「宙返りしたらすぐに発動機の燃料供給がおかしくなる」と出ていた気が・・・
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