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艦載機と陸上機の違いは着艦フック装着の有無以外に何かあるのですか。例えば離陸距離を短くするようにするため、設計上の制約が大きいとか・・。
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- 脚などの機体構造を丈夫にする必要がありますね。着艦はまさに「墜落」だそうですから
- 狭い艦内に格納するために、翼の折り畳み機構にも工夫がされてますね(Key)
- 着陸時に陸上機なら滑走路の延長を見ながらおおまかに着地点を決めればいいですが、艦上機は前下方視界を良好にしておかないと着艦できません。流星のように猫背にしたり、彩雲のように着艦時に立ち上がれるよう操縦かんを延長できるよう工夫されています。
- 「浮筏装置」だっけな?、海面に着水した時に直ぐに沈まない装置が艦上機にはあった筈です。
- 大戦中期以降の高性能機になると高速/大型化した機体の着艦速度を低く抑えるのに苦労していますね、ファウラー式フラップや、着艦時に補助翼をフラップと連動して下げたりして。
- 艦上機の降着装置は陸上機にくらべ頑丈ですが、滑らかな甲板が前提のため直系が小さな高圧タイヤを使う傾向があり、陸上基地からの運用時に問題が起きることがあります(初期の96艦戦とか)。
- 艦上機だと失速特性や低速での安定性なんかも重視されますね。本命の次期艦上戦闘機として期待されたF4Uが、逆ガル部の気流の剥離で低速時の安定性にだいぶ苦しんだそうですから。
- 英国人は気合いが入っていたのかものぐさだったのかハリケーンもスピットファイヤもモスキートも艦上機化している。コルセアの母艦運用も米海軍に先だって初めている。日本人はチトナイ〜ブなんじゃないかな?
- そう言えばP51も艦上機として評価試験されたそうです。「運用に問題無し」だったそうですが、対日戦の終了でキャンセルされたそうです。
- 日本でも「紫電改」の艦上機型の例がありますね。意外と『細かい事を気にしなければ』陸上機でもいけたんだろうか^^;(でも雷電や鍾馗は無理だろう・・・飛燕はいけそう)
- 基本的にレシプロの機体性能では,それほどの差は無かったと言えます。艦上運用の一番の難関である着艦。これをスムーズにこなせる低速での安定性・操縦性があれば,どんな単発機でも艦上運用はできたでしょう。ジェット時代だと話は大きく違ってきます。
- 日本の場合カタパルト無しで発艦出来ないといけませんから、そこのクリアが問題かな、後はシーファイアのフックなんかも重要かも
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