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いままで撃墜された事のないSR−71が退役した一方で、かのU−2はまだ使われています。どういう事情が働いているんでしょうか?実はオーロラが秘密裏に配備されたとか(笑)?
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- コストの問題では?
- 機体があまりに高熱になるので、燃料タンクに普通のシール材が使えない、というわけで地上で燃料補給中にタンクから燃料がぽたぽたと漏れていく・・・という金が無い時には実にありがたくない燃料タンクのせいでしょう。
- この燃料タンク、普通の気温では穴がいっぱい空いているのですが、高速飛行中には機体の各部分が膨張し、隙間がぴったり埋まるという仕掛けです。でもって地上で満タンにしても離陸するのがやっとというくらいしか燃料は残らず、作戦飛行するためにはわざわざ空中給油をする必要があります。
- 最後にU-2を撃墜できるSAMを持った敵国が存在しないので、わざわざSR71を出す事もない、と空軍が判断したんでしょう。
- U−2は以前の様な領空侵犯をせずに、領空外から電子偵察等を行う任務になっているからじゃないですか? SR-71がいらなくなったのはスパイ衛星から「合法的に」写真をとれるようになったからではないかと思いますが。
- ところでソ連上空で撃墜されたU−2は、一度日本国内で不時着事故を起こしています。田んぼかどこかに落ちたU−2を目撃した日本人たちには箝口令がしかれ、何者か(公安orCIA)の監視がついたそうです。まだ日本国内でCIAなどの力が強く、またU−2が気象観測機とされていた時代の話です。
- U−2は結構落とされています。ソ連領空ではパワーズ機(一度日本で落ちたやつ)だけとされていますが、中国では撃墜したU−2の残骸を一山いくらで並べて見せ物にしたりしました。
- アメリカのTV番組ではコスト高のためと言ってました。パイロット用の与圧室とか専用の燃料整備体制とか(補給機も専用)、サポート機材の運用コストも含めると高くつきすぎるという話です。確か一機だけ NASA で高々度高速研究用に残っているのでは?
- 値段のせい
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