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ジェット戦闘機にある機能で、アフターバーナー付きエンジンとは、どういうものなのですか。また、そもそもアフターバーナーとは何ですか。
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- 燃焼後の高温ガスに燃料を噴射して再燃焼させ、一時的に推力を増加させる機構です。エンジンを痛めるうえ燃料をバカ喰いするので長時間は使えません。
- KC-135なんか水噴射だったよな。艦載機のように離陸時にココゾというときに大推力が必要な場合、エンジンを大型化しないで対処できるのでけっこう有意義な装備かも?>アフタバーナー
- イギリスでは「リヒート」って呼んでますね。下の答えのように再燃焼させて更に推力を得るための構造なんですが、水(または水・エタノール混合)噴射ってどうして推力増加できるのかなぁ?
- 水(メタノール)は吸入側で噴射して混合気の気温を下げ、見かけ上の圧縮比を上げるんだったと思いますが。ゼロヨンでやってるニトロ噴射と原理は同じ?
- 水エタノール噴射は、混合気の温度を下げることによって空気(=酸素)の密度を上げて出力を稼ぐシステムです。もちろん水エタノールは燃焼しませんからエンジン出力とは関係有りませんが、ニトロインジェクションはそれ自体が爆発的に燃焼しますので破壊的な出力が得られます。どっちにしても発動機には大きな負荷を与えますので長時間は使えない点は一緒ですけど。
- え、ニトロオキサイドって燃焼するの?
- オットーサイクルでの理想空燃比は12ー16(重量比)ですが、オバーブースト時にはこの混合比では冷却が間に合わないので混合比を下げて燃料冷却が必要になります。もちろん燃費はがた落ちです。
- 高圧縮比エンジンやハイブースト時にはオクタン価の低いガソリンではデトネーションを起こして異常燃焼によるピストンの損傷が起きます。水メタ噴射は圧縮加熱による混合気の温度上昇をおさえるので見かけ上オクタン価が上昇した状態と同じになります。
- ちなみに最近はアフターバーナーを使わないで大推力を出すのがトレンドです。
- ↑F-22 ってアフターバーナーを点火しなくても超音速で飛べるんでしたっけ。
- ベトナム戦争時、作戦でジェット戦闘機が超音速を越えた総時間は1時間に満たないそうで、マッハ2を越えた機体はけっきょく燃料切れでベイルアウトしたそうな。亜音速で十分、agilityのための瞬間推力にてっすべし、、。
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