QQCCMMVVGGTT
229 |
4式戦「疾風」の燃料タンクは軍の要求仕様では防弾タンクだったそうですが「実際にはされなかった」と聞いています。 ただ米軍の評価は「撃たれ強い機体」ですし、丸裸と思っていた隼がU型以降は防弾タンクの様なので(同じ中島製だし)、実際はどうだったのでしょう?
|
- 「防弾タンク」は装甲を施したタンクのことだと思いますが、大戦後期の日本機が装備していたのは、撃たれて穴が開いても燃料が漏れない「防漏タンク」だと思います。ガソリンは気化しない限り燃えないことと、米軍の主力機銃が炸薬を持たない 12.7mm だったことから、これだけでも相当な効果があったようです。
- 空戦中の米軍搭乗員に疾風と隼の区別がついたのでしょうか?もし区別できたとしても、「撃たれ強い」のは比較的高速なので事実は「当たらなかった」のでは?
- 質問者です。ハイ、この場合の「防弾タンク」とは外装式の防漏皮膜を施したタンクを指します(戦闘機の燃料タンクなんて、普通は装甲なんてしませんって^^m) これ、実機で燃料タンクを外している写真でもあれば分かると思うのだけど(日本機の防漏タンクは外装式の筈だから)、う〜ん、どうなんだろう?
- モデルアート6月号臨時増刊No.493「中島 陸軍四式戦闘機疾風キ84」P87には紫電改は外装式防弾タンク自動消火装置付だが、“キ84には何もなく、耐弾能力は低かった”と書かれております。
- 外鈑がボロボロになるまで撃たれても発火しないとか、高角砲で主翼がちぎれ飛んでも発火しないとか、映像が残っています。明らかに、初期の機体よりも発火しにくくなっています。
- 旧嵐山博物館の「疾風」の実機か復元記録を調べれば分かるんだけど・・・実機が里帰りしていて、こういう事のが分からないのは困ったもんですね(素人マニアではそこまでは調べられないし・・質問者です)
Back