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初心者なんで申し訳ないんですが、「空戦フラップ」ってどれくらいの有効性があったんでしょうか?
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- 自動空戦フラップは速度とG加速度の変化に応じ常に最良のフラップ角が自動的に得られる機構です。運動性が増し技量があまりなくてもF6Fに対抗できたらしいです。要は多少無理な旋回などしても失速しにくく揚力が増すということでしょうか。
- 「実戦ではあまり使われなかった」という記述を読んだ記憶があります。フラップを使うと確かに失速限界は広がりますが、空気抵抗も著しく増大するので速度・高度を失う危険が大です。攻撃用よりむしろ、背後を取られたとき振り切るための防御的手段だったのではないでしょうか?
- 特に熟練操縦者は速度エネルギーのロストを嫌って使用しなかった様です。 紫電改が有名ですが、熟練者は相手の機種によって自機の機動(戦法)を臨機応変に変えたので、紫電改の基本性能でも戦えたようです。
- 確かに,↑に書いてあるとおり,零戦から叩き上げた熟練者には邪魔なものだったようですが,戦闘経験の少ない者には有り難い装置だったようです。旋回半径を小さくすべくフラップを効かせると次第に速度が低下してそのうち失速しますから,そうならないよう速度計を注視していなければなりません。失速しそうになるとフラップをゆるめなければならないわけです。空戦フラップが効いていると,そんな煩わしさはなくなり,敵を追う事に集中できます。
- P38が空戦フラップを使うと低空でもFWー190より旋回半径が小さかったとか。ホントか。
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