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日本機は欧米と比較しエンジンと同じくプロペラ機構関連が著しく劣っていたようなのですが具体的にどういったことなのでしょうか?
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- ピッチ可変角が少なく、特に多発機ではフルフェザリングができないことが致命的でした。また油圧式は日本機お得意の油漏れ、電動式は接触不良や電動機焼き付きなどの故障が多かったようです。
- フルフェザーですが戦前の97式大艇の頃はフルフェザーが出来なくて故障時に問題になりましたが、戦時中はフルフェザーは実用化されてます(誉のラチエは試作機時代では逆ピッチも可能でした) ただ国産の技術開発の意欲に乏しく、終戦まで外国製品の模倣品で信頼性に乏しかったのが致命的です。
- 要するに自国でのオリジナル品が開発できず、最後まで他国製品のライセンス生産品かその改良品を使っていたということです。
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