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零戦や疾風などの飛行中の出力調節はどうしていたのですか?1スロットルレバー、2プロペラヒッチ調節レバー、3ブースト圧調節レバー、4他、by6空
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- スロットルです。プロペラピッチは自動可変です。
- 空戦時には加速、上昇など迅速にレバー一本で一挙動で出力変動できるよう、恒速プロペラとして回転速を一定にたもつためトルク変動に応じて自動的にピッチが変化しました。
- 巡航時には燃料消費を最低限に抑えるため、燃料空気混合比をギリギリ間で下げるとともに、巡航速度に最適なプロペラピッチに固定してスロットルを手動で動かして回転速度を変動させたという記述が戦記にあります。ます。
- 編隊飛行では、プロペラの向こうに隊長機を見通して、回転速度を揃えて燃料消費を抑えたそうです。栄エンジン20系の特徴である高度変化に空燃比(AC)自動混合調節器の記述は前間孝則「マンマシンの昭和史」に詳しく載っていました。
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