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旧日本軍用機に使用された電線は銅線に紙や布を巻いて塗装しただけなので漏電ショートが多かったとか聞いたことがありますが実際はどうだったのでしょうか? 事実とすれば電動装備が多かったらしい彗星は設計ミスではないでしょうか?
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- 紙巻電線は戦争後期になって南方からの輸送路が断たれ、生ゴムが入手困難になってから代用品として使用されたのではないでしょうか。それまでは普通のゴム皮膜を使用していたのでは?
- 私が今まで読んだ本だと、電線のゴム被膜を日本は終戦まで実用化出来ていません、戦前から終戦まで紙被膜だった筈です。 「誉」エンジンの解説本で、電線が弱く、エンジンの高圧電纜が熱で劣化してトラブルの元になった話しを読みました。
- ちょっと話がずれますが、四式重爆「飛龍」では重量軽減のためアース配線を機体で代用する「片道配線」が採用されたため、他の日本機にくらべ電気系の故障が多かったそうです。
- この間、日本陸軍便覧(光人社)を買いましたが、少なくとも陸上通信機に関してはゴムや鉛などで被覆していたようです・・・。うろ覚えですいませんが・・・。
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