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48 橘花と秋水は、桜花や剣と同じ特攻機だったのですか?

  1. 秋水は特攻機ではありませんが(パイロットにとっては同じでしょう)橘花は分類上そうなるんじゃないでしょうが(陸軍の火龍は違うと思います)、ただちがうバージョンの構想もあったようです。


  2. 橘花はれっきとした特攻機です。秋水は独逸のMe163と同じ局点戦闘機です。しかし、もし七生報国するとして橘花と剣、どっちに搭乗して散華したいですか?


  3. 一応、橘花はドイツ「Me262」、秋水は「Me163」のコピー機として作られたので、戦闘機として使う「つもり」だったのでしょう。しかし、橘花は特攻機として使われた(はず)ですし、秋水に至っては試作機が事故により失われて量産に至らなかったので、それ以前の問


  4. (↑続き)題でした。


  5. 橘花は最初は戦闘機として作られましたが、負け戦が続き物資が不足し、ジェットエンジンの方がコストが安いので特攻機にしてしまいました。秋水は対B29用の局戦です。


  6. 橘花は特殊攻撃機に分類されています。晴嵐、桜花なども同じで、通常の爆撃機(急降下可能)、攻撃機(水平爆撃、雷撃)とは使用場面が違うからだと思われます(上に続く)


  7. (上のは場所が間違いです)Me262とは機体形式が類似していますが、当初から重心位置近くに「投下可能」なラックを装備しており、後退角が浅く600Km/hr+αなので別の機体です。Me262は重心より前に爆弾を吊したので高速投下時ピッチアップで事故が多発したそうです。


  8. やむおえない場合には「特攻」することは明白ですが、一応帰還可能な攻撃機です。高速性能に着目されて前方固定武装を装備した戦闘機型計画もありましたが、強度や高速飛行時の問題は未解決だったようです。


  9. (下、高速飛行時の爆撃&射撃照準、、です)、ネ20のタ〜ビンブレ〜ドは溶接構造ため熱疲労が解決できす耐久時間が30時間+αと貧弱なので、反復攻撃出来たかは疑わしいです。当時英米独のジェットははめ込み式ブレ〜ドで1000時間を越える耐久時間を持ちました。


  10. 秋水は純粋に局地戦闘機、敵機を迎撃する為の戦闘機で、パイロットの生還を考えています。それに対して橘花は「特殊攻撃機」とされ、種別名称は晴嵐と同じですが、ここで考えられていた運用方法は敵艦隊を迎撃する対艦攻撃機…局地爆撃機と言う名称が妥当かもしれません、パイロットは生還します。もっとも、当時の風潮から考えれば機体がどうあれ特攻させて終わりでしたでしょうけど…。



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