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艦攻天山は戦争後期に3機に1機のわりで電探を装備して夜間雷撃に使用されたという記述を「航空情報別冊日本海軍機」でみました。胴体後部にそって八木アンテナを装備している写真があります。有効性やどのように距離や方位を計測したのかご存じありませんか?
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- 基本的に空気中に帯電物質がない限り電波の伝達速度は同じです.と言うわけでパルス(きわめて短時間の信号)を発信して応答までの時間から距離を求めます.方位は次に書きます.
- 方位は八木アンテナは電波の入ってくる方向によって感度が変化します.その特性を利用して,方位を求めますが,御存知の通り何かと感度が悪くなりがちな日本の電探・・方位は苦手なはずです.
- ちなみに現代のAWACSの背中に乗っかっている円盤は八木アンテナの集合体に空力的カバーをつけたものです.あのように回転すれば良いのでしょうが,固定式ではどうだか・・・出力も小さいし・・
- おおざっぱな話しか知りませんが、波長2mと聞いてますから、艦船探知には効果があったと思います。八木アンテナですから、一度捕捉したら方位と距離は測定できるでしょう。
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