Page 90 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼WTMは起爆剤になり得るか? リリー・マルレーン 02/9/18(水) 13:48 ┣Re:WTMは起爆剤になり得るか? tac 02/9/18(水) 17:11 ┣1970年代とプラモデル ささき 02/9/19(木) 9:10 ┃ ┣Re:1970年代とプラモデル ベンゼン中尉 02/9/20(金) 0:54 ┃ ┃ ┗Re:1970年代とプラモデル アリエフ 02/9/20(金) 1:40 ┃ ┃ ┗Re:1970年代とプラモデル ベンゼン中尉 02/9/21(土) 23:44 ┃ ┣Re:1970年代とプラモデル 航報館 02/9/20(金) 1:57 ┃ ┃ ┗寝物語の戦場まんが ささき 02/9/21(土) 3:12 ┃ ┣告知。21日16:30より映画『B-52』上映 littleNemo 02/9/20(金) 7:24 ┃ ┗告知。21日はguncom7!! littleNemo 02/9/20(金) 17:35 ┣Re:WTMは起爆剤になり得るか? アナーキャ 02/9/20(金) 10:58 ┗Re:WTMは起爆剤になり得るか? にわとり 02/9/20(金) 14:58 ─────────────────────────────────────── ■題名 : WTMは起爆剤になり得るか? ■名前 : リリー・マルレーン <kii51cmgun56@hotmail.com> ■日付 : 02/9/18(水) 13:48 -------------------------------------------------------------------------
議論ボードでは初めまして。Ans.Qでお世話になっている者です。 私は昭和50年代後半から軍モノプラモを作っており、技量は兎も角、プラモを買っては キットを貯め、貯めては少し作り、また買ういった事を繰り返しております。 過去ログの『近頃の子供と模型の接点について』を読んでみて、「どこのおもちゃ屋も 事情は似たようなもんなんだな……」と感じつつ、ガキの頃とは随分と今風に様変わり した近所の模型屋に通っている毎日です。 兵器など戦争モノに興味を示す者が希少になりつつある世の中、大手コンビニにて過去 の「プラモ付き菓子」を彷彿とさせる「WTM(ワールドタンク・ミュージアム)」と いう1/144戦車完成品が同梱されたアイテムが出始め、さらに口コミではあるものの 小スケールの航空機模型も同じくコンビニにて発売されているようです。 ソコソコその分野の知識を持つ私でさえもその出来映えに驚き、添付されている説明書 も丁寧且つ親しみやすい物で「これなら初めて戦車を手にする人でも興味を持ってもら えるカモ♪」と感じている次第です。(某模型誌でも特集で取り上げられましたし…。) 皆様方の身辺ではWTMの評判は如何なものでしょうか?また、現在では隅っこに追い やられている軍モノ模型に対する愛好者増加のための起爆剤になり得るでしょうか? |
> 皆様方の身辺ではWTMの評判は如何なものでしょうか?また、現在では隅っこに追い > やられている軍モノ模型に対する愛好者増加のための起爆剤になり得るでしょうか? 造形に関して言えば「なんでこの値段でここまで?」というクオリティーであり、否定する部分はありません。あれで満足しないというのはよほどのことです(塗りが甘い、とかはありますけどね)。 しかし、それが愛好者増加に繋がるかというと……残念ながら、望めないと思います。一般の人には戦車の違いなんて分かりませんから。マニアがより楽しめるためのものであって、一般人をマニアの領域へ持ってくるための誘導材にはなり得ない、と思います。 マニアはマニアで数を揃えますから、出荷量の大半がマニアに押さえられて、一般人には回ってこないという問題もありますが(笑) |
> 過去ログの『近頃の子供と模型の接点について』を読んでみて、 これはまた懐かしい話題を…(笑) あのスレッドには書きませんでしたが、私が子供の頃(1970 年代半ば)プラモデルは「模型の邪道」とされていました。「誰が作っても同じ」「型通り」「創造性がない」「あんなのは工作ではない」等々、かつて模型少年だった大人は「今時の子供はナイフで木も削れないし、竹ひごをロウソクで炙って曲げる方法も知らない」とか嘆いていたものです。当時の大人も「いまどきの子供は…」と言っていたわけです(笑)。 > また、現在では隅っこに追いやられている軍モノ模型に対する愛好者増加のための起爆剤になり得るでしょうか? 兵器物についても、当時から容認されていた訳ではありませんでした。松本零士の戦場まんがに読みふけったり、タミヤ 1/35 戦車や歩兵を並べて戦争ゴッコにふけるのは「へんな子供」とか「人殺しが好きなの?」とか言われた記憶があります。 私自身、兵器を人殺しの道具として意識していたか…と言われると曖昧ですね。ただ「大きく、強く、速くてカッコ良いもの」に憧れていただけのような気がします。それは何時の時代でも変わらず、対象が異なるだけなのかも知れません。仮面ライダーやウルトラマンやマジンガーZを卒業したあと、バイクやスポーツカーに行かずに兵器に行ってしまっただけのような。当時は「ガンダム」のように高年齢を対象にしたヒーロー作品はまだありませんでしたしね。もしかすると「宇宙戦艦ヤマト」はその嚆矢だったかも知れませんが、私はヤマトより一歩早く「ラインの虎」や「スタンレーの魔女」に出会ってしまいました(苦笑)。 今の子供はもっと多くの選択肢を持っているように思います。わざわざ好き好んで兵器を、それも泥臭い大戦兵器を趣味の対象に選ぶのは少数ではないでしょうか。では、何故私が子供の頃ミリタリープラモがオモチャの王様だったのか…を考えると、「そういう時代だった」としか言えないような気がします。ちばてつや氏の「紫電改のタカ」連載が高度経済成長まっただ中の 1960 年代で、それまではただ忘れようとしていた戦争の記憶を掘り出し、再評価しようとしていた時代だったのではないでしょうか。 私には、少し前のバブル経済期にかわぐちかいじ氏の漫画「沈黙の艦隊」や「大逆転モノ」の架空戦記が大流行したことが重なって見えます。そしてバブル崩壊と同時に架空戦記ブームが去ったように、1970 年代の石油ショックが浮かれていた日本経済に冷や水を浴びせ、プラモ・ミリタリーブームに終止符を打ったのかも知れません。 (余計なことを言えば、取り残されたミリタリーモデラー達は資料発掘や考証再現に血道を上げ、それこそ「創造性のない」世界へと自らを追い込んで行ったような気がします) ワールド・タンク・ミュージアムは、やはり「あの時代」にミリタリーに一度でも手を染めた人が懐かしがって手に取る商品ではないかと思います。 |
自分などは満足に模型を作ったことがないので、それはどうでしょうかと思ってしまいますね。模型好きの3種の神器である、エアーがないと、戦車の微妙な感じは出せないんですね。 自分は筆塗りのまま来ていますので、他人の作は全部凄いと思ってしまいます。あの食玩の出来はいいものですが、それで田宮の懐が潤うのはどうでしょう。 風が吹くと桶屋が儲かる的かな。 |
> 模型好きの3種の神器である、エアーがないと、戦車の微妙な感じは出せないんですね。 いや、筆塗りでもドライブラシ使ったりして丹念にやれば微妙な感じ出せます。ただし、熟練と手間隙を必要としますが。 私はエアーも持ってますが、筆塗りの方が好きです。戦車の模型もできるだけ筆塗りでやるようにしています。 |
ドイツ軍に興味を持ったのが田宮のMMシリーズというのもありまして、小生11歳くらいの遅いデビューでした。 つい最近までパンターG型の満足な模型が無く、昔の田宮のパンターを見てはカッコいいとはしゃいでいました。 私のドイツ軍メダルへの傾倒もその頃でしたが、実際鉄十字章を初めて入手したのは20になってからでしたね。 そのときはある一線を越えてしまったという念もありました。 |
いつもお世話になります(笑 今の子供たちは、確かに選択肢が多くて、ミリタリー路線には 余り進まないですよね、私も中学生くらいに、衝撃降下90度なんぞに 出会ってしまった口で、液例エンヂンにタグデットスピンナーみたいな 訳わかんない、架空機ばっか書いてました。 今でも、プラもはぼちぼちと子供の目を盗んで、4年がかりで飛燕1型丁を、2型改に いまだできず(機首のラインが納得できず)ストックばかりが増えてる、そんな感じです。 ただ、親の影響はかなりなもので、うちの五歳になる男の子は、やれ「スーパーマリンがどうの、(一番好きな機体はスピットだそうで、、、。)タイガーI型がなんたら、II型はキングタイガーだよねー。」などと日常的に喋っております。 ま、この先はどうなるものやらわかりませんが、CFSで、「お父さん通信対戦やるか。」 なんて言われると、男の子でよかったな〜なんて思います。 最近は、中古で買った「バトルシップ」にはまっております。 でも寝る前に、件の戦場まんがを出してきて、これ読んで〜は、やめてほしいなと やたらせりふが多くて、ページの割りに、読むところがすごく多いのに さいきん気が付きました。 食玩系は、いいなと思いますが、切がなさそうで、手を出せませんね〜 |
> でも寝る前に、件の戦場まんがを出してきて、これ読んで〜は、やめてほしいなと > やたらせりふが多くて、ページの割りに、読むところがすごく多いのに > さいきん気が付きました。 お子様が夜寝る前に「ここからカミンボ岬までは100キロもあるし、途中腐りかけた死体がゴロゴロしているし、まだ息のある奴は泣いてすがりついてくるし…」なんて読んで聞かせるのですね…シュールだ(^_^;) でも、ガダルやインパールの悲惨きわまりない日本歩兵の様相とか、米軍兵士がタイガーに「バキボキくちゃ」と蹂躙される有様とか、今なら残虐表現云々とPTAの槍玉に挙げられそうですが、子供心にはショックながらも「戦争って何だろう」と考える糸口になったような気もします。 |
http://www.athenee.net/culturalcenter/schedule/2002_9/bitdetail.html#Anchor871293 |
http://www.linkclub.or.jp/~yuu/index/honsen.html http://www.guncom.net/ |
第1弾、第2弾、合わせて150個ほど買った立場から見ると(笑) 一般の人はあまり買ってないような気がしますねえ。 1個、2個買う、というより5個ぐらいまとめ買い、下手すりゃカートンで買い、 という人が多く、逆にそういう人が近所にいないコンビニなどでは 第2弾はだいぶ売れ残ってるようです。 こうゆうのって、思い入れがないとなかなか買わないですから。 これが入り口になる、ってのは順番的に逆なような気がします。 ついでにあれに入ってる解説書、多少の知識がある人には面白いんですが、 一般の人にはチンプンカンプンらしく、ダブったのを会社で配っても、 説明書はいらない、とよく断られます。 |
なるなる、充分になります。私は今まで戦車には踏み込めないでいたのですが、ワールド・タンク・ミュージアムは、入門用資料として非常にありがたい存在です。 たとえば、戦車の名前を知っていても それがどんな戦車なのかは いまいち分かりませんでしたが(知っているのは自衛隊の戦車くらい)、ワールド・タンク・ミュージアムは、ほぼ1/144に統一されているので、いい感じです。1/35とかで揃えるとなると大変な事になりますよね。 すでに加工用に60両以上確保してしまいました。1/144なら、手すりとか細かなところは気にしなくて良いので加工も楽しめそうです。Nゲージと近いサイズだし。深入りするつもりは毛頭ありませんが、あとは、塗装とマーキングの資料とかが欲しいですね。デカールも・・・ なければ作るか、書院で・・・。 |