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 ▼クルーゲ元帥について  ベルデハ戦車 01/12/7(金) 12:55
   ┗Re:クルーゲ元帥について  マイソフ 01/12/7(金) 15:41

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 ■題名 : クルーゲ元帥について
 ■名前 : ベルデハ戦車
 ■日付 : 01/12/7(金) 12:55
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   ドイツ軍のフォン・クルーゲ元帥の戦略や指揮に関しては、賛否両論があるようですが、
実際の所どうだったのでしょうか?皆さん、意見をおねがいします!

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:クルーゲ元帥について  ■名前 : マイソフ <maisov@iwao.net>  ■日付 : 01/12/7(金) 15:41  -------------------------------------------------------------------------
    名将愚将とよく簡単に言いますが、将帥の能力が戦果に如実に
現れる例というのはそうそうあるものではありません。ですから
議論しにくい話ではあるのですが。
 尊大で気難しいとされるボック元帥のもとでクルーゲは長いこ
と参謀を務めています。逆にロンメルやグデーリアンなど、上長
を上長と思わないタイプの後輩たちとは決まって悶着を起こして
います。こういうタイプの人はどこの職場にもいますが、それだ
けで有能とか無能とか言うわけにも行きません。組織には様々な
キャラクターが必要です。
 クルーゲ元帥はクルスクでの攻勢を支持しましたが、この判断
だけを取ればまったく誤りとも言い切れません。春先にソビエト
参謀本部が方面軍司令官たちに予想されるドイツの戦略について
意見を徴したところ、クルスク方面の突出を解消する、という
意見が一致して提出されたといいます。クルーゲは、よく訓練さ
れた軍人なら考えそうなことを考える人物でした。
 バルバロッサ作戦の序盤において彼の第4軍は目覚しく進撃し
ますが、第4軍にはそれだけの豊かな軍直轄砲兵が与えられてい
ました。彼はその戦力を適切に利用する能力はありました。
 もし第2次大戦がなくても、クルーゲは大将、悪くても軍司令
官にはなったでしょうが、ロンメルは鬼連隊長として大佐で予備
役となるのが関の山であったと思います。

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