Page 317 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼二線級戦闘機の数々 じゃま 09/12/30(水) 15:59 ┣Re:二線級戦闘機の数々 SUDO 09/12/30(水) 19:35 ┃ ┗Bf109 vs. I-16 じゃま 09/12/31(木) 14:05 ┃ ┗Re:Bf109 vs. I-16 zeec 10/1/1(金) 19:49 ┃ ┗練習機でもできる任務 じゃま 10/1/2(土) 12:04 ┃ ┗Re:練習機でもできる任務 SUDO 10/1/2(土) 16:55 ┃ ┗米軍の場合 じゃま 10/1/3(日) 15:21 ┃ ┗Re:米軍の場合 SUDO 10/1/4(月) 14:43 ┃ ┗観測機は制空権争奪の中心 BUN 10/1/4(月) 16:19 ┃ ┗Re:観測機は制空権争奪の中心 SUDO 10/1/4(月) 22:10 ┃ ┗Re:観測機は制空権争奪の中心 BUN 10/1/4(月) 22:36 ┃ ┗Re:観測機は制空権争奪の中心 SUDO 10/1/5(火) 8:19 ┃ ┗Re:観測機は制空権争奪の中心 BUN 10/1/8(金) 0:02 ┣Re:二線級戦闘機の数々 P-kun 09/12/31(木) 3:04 ┃ ┣お買い得なのはどちらか じゃま 09/12/31(木) 16:31 ┃ ┣P-39の神秘 じゃま 09/12/31(木) 16:39 ┃ ┃ ┗Re:P-39の神秘 ささき 10/1/23(土) 3:29 ┃ ┃ ┗そうよ、あの子はやればできる子なのよねえ じゃま 10/1/25(月) 19:00 ┃ ┃ ┗Re:そうよ、あの子はやればできる子なのよねえ ささき 10/1/26(火) 4:48 ┃ ┗Pー51じゃなくてP−40なのは Alphabette 10/1/2(土) 0:10 ┃ ┗アメリカの生産統制 じゃま 10/1/2(土) 11:55 ┃ ┗Re:アメリカの生産統制 SUDO 10/1/2(土) 16:17 ┣全て新鋭機の調達計画だった BUN 10/1/3(日) 17:41 ┣心暖まる二線級戦闘機とは 4式射撃装置 10/1/13(水) 19:28 ┃ ┗Re:心暖まる二線級戦闘機とは BUN 10/1/13(水) 23:39 ┃ ┗Re:心暖まる二線級戦闘機とは gk 10/1/14(木) 3:49 ┃ ┣複座機が空戦を期待される理由 BUN 10/1/14(木) 6:58 ┃ ┗Re:心暖まる二線級戦闘機とは 4式射撃装置 10/1/15(金) 19:22 ┃ ┗戦闘機と爆撃機の間に じゃま 10/1/20(水) 21:34 ┗Re:二線級戦闘機の数々 ど素人 10/1/22(金) 5:45 ┗餅は餅屋 ささき 10/1/23(土) 2:59 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 二線級戦闘機の数々 ■名前 : じゃま ■日付 : 09/12/30(水) 15:59 -------------------------------------------------------------------------
後継機の開発が終わって、どう見ても、性能は二線級なのに、生産が続いた機体というのが、結構ありますね。 ・スピットファイアがあるのにハリケーン ・F6F、F4UがあるのにF4F FM-2 ・Yak系、LaG系があるのにI-16、はてはI-153 ・P-47、P-51があるのにP-40 並べてみると、連合国側が多いのに気がつきました。 P-40などは「凡庸で、無能な人間に似ている」と、ひどく言われておりますが、 こういった二線級機が生産される背景というのは、どのようなものでしょうか。 新機種のラインが整わないといった理由だけでしょうか。 航空優勢がある方では、よほどの旧式機でもないかぎり、「飛べるなら、使える」のではないでしょうか。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; ...@softbank220006023102.bbtec.net> |
> 後継機の開発が終わって、どう見ても、性能は二線級なのに、生産が続いた機体というのが、結構ありますね。 I-16の生産は41年に縮小され(主力工場2つの生産がこの年まで)42年には83機しか作られておらず、YAKやLAGの初飛行が40年、実戦化が41年であることを考えれば、ごく普通に新型機に置き換えが行われた例とみなすほうが自然でしょう。 また実質的に41年以降の生産タイプは練習機型です(40年でも半分近く) またI-15とI-16は事実上同期の機体で、どちらが旧式というものではありません。つまりI-15はI-16に置き換えられるべき機体ではなく、YAKやLAGに置き換えられるべき機体なんです。そしてI-153の生産も41年に終わってますから、やはり新型機の登場で一気に置き換えられた例であるといえるでしょう。 <Opera/9.80 (Windows NT 5.1; U; ja) Presto/2.2.15 Version/10.10@p4045-ipbf4203marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp> |
> I-16の生産は41年に縮小され(主力工場2つの生産がこの年まで)42年には83機しか作られておらず、 なるほど、そうでしたか。 すると、ソ連空軍の蛮勇?を見つけようとすれば、I-16をBf109やFw190が出没する戦線に投入していたところにあるでしょうか。 パイロットの心境を思うとたまりませんね。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; ...@softbank220006023102.bbtec.net> |
> すると、ソ連空軍の蛮勇?を見つけようとすれば、I-16をBf109やFw190が出没する戦線に投入していたところにあるでしょうか。 Po-2のような練習機だって投入してるじゃないですか 特定の状況や任務でなら、性能如何に関係なく運用されるだけでは? <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 2.0.5...@p9057-ipngn601hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp> |
> Po-2のような練習機だって投入してるじゃないですか > 特定の状況や任務でなら、性能如何に関係なく運用されるだけでは? そうかもしれませんね。 練習機まで引っ張り出すほど苦しかったのか、あるいは練習機でもこなせる任務がけっこうあったのか。 白菊や赤とんぼを特攻機に仕立てたのが、よく非難されますけど、 特攻の是非はともかくとして、似たようなものでしょうか。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; ...@softbank220006023102.bbtec.net> |
ちなみに米軍が大量に使用したL4グラスホッパー(パイパー・カブ)も、政府向けの最初の採用は練習機でした。つまり米ソともに練習機を最前線で使ったのです。 軽飛行機というのはヘリコプターの無い時代では万能雑用機として重宝されますし、その軽飛行機の出自や派生型に練習機があるのもごく普通のことですから、Po2もその「よくある例」の一つに過ぎないかと。 <Opera/9.80 (Windows NT 5.1; U; ja) Presto/2.2.15 Version/10.10@p4045-ipbf4203marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp> |
> ちなみに米軍が大量に使用したL4グラスホッパー(パイパー・カブ)も、政府向けの最初の採用は練習機でした。つまり米ソともに練習機を最前線で使ったのです。 グラスホッパーのような飛行機が前線をウロウロできたのは、やはり制空権をすでに押さえているという、米軍ならではのゴージャスな状況かもしれないと思います。 砲兵の観測機などを悠然と飛ばしていて、日本の兵隊がくやしがったりしますね。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; ...@softbank220006023102.bbtec.net> |
> グラスホッパーのような飛行機が前線をウロウロできたのは、やはり制空権をすでに押さえているという、米軍ならではのゴージャスな状況かもしれないと思います。 制空権が活躍の前提にあるのは当然ですが、それは恐らく殆ど全ての航空機にいえることではないでしょうか。別にグラスホッパーが特別なわけではありません。 どちらかというと、制空権争いで真っ先に争奪対象となる飛行場にあまり依存することが無く、また制空権を失ったからといっても常時敵戦闘機が現れ続けるとは言い切れない地上戦最前線付近で活動する軽飛行機級の観測機は、制空権争いに対して比較的鈍感な存在であるともいえるでしょう。つまり米軍ほどの制空権を確保して無くても、それなりに使えるのが観測機であり、その適否というか強靭性は「軽飛行機」だから可能だったという面も否定は出来ません。 つまりPo2やグラスホッパーのような軽飛行機〜初等練習機級の飛行機は、ヘリの無い時代の観測機としては、より豪華なまともっぽい飛行機よりも高性能だったんです。 <Opera/9.80 (Windows NT 5.1; U; ja) Presto/2.2.15 Version/10.10@p4045-ipbf4203marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp> |
砲戦観測機は制空権争奪戦の枠外にいるのではなく、まさにその渦中にあるものです。 陸戦で制空権を奪取するということは、敵の砲戦観測機を飛ばさないことを意味します。 ですから零戦の開発目的がそうであるように「観測機の撃攘」は海戦と同じく きわめて重要な意味を持ちます。 そんなものを悠長に飛ばしていられなくすることが制空権の本質なのです。 グラスホッパー的な砲戦観測機が簡易な飛行機である理由は、 それが制空権争奪戦の埒外にあるからではなくて、 地上軍の機動に密接に移動できる軽快な機材である必要と 地上軍所属の飛行機隊として自在に運用できる組織上の必要から説明できます。 航空戦での劣勢を予想している空軍の場合、 グラスホッパーはそれなりに高級な機体へと変わり、 九八式直協機のような機体へと向かいます。 欧米の空軍はそうした事を前大戦以来の戦訓としてドクトリンに組み入れて なおかつグラスホッパーを飛ばしているのです。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; GTB6.3; SLCC1; .NET CLR 2.0...@c180.92.46.072.c3-net.ne.jp> |
> 航空戦での劣勢を予想している空軍の場合、 > グラスホッパーはそれなりに高級な機体へと変わり、 > 九八式直協機のような機体へと向かいます。 しかし、制空権や航空優勢の保証が必ずしも期待できない日本軍とて、結局は大して高級ではない三式指揮連絡機、テ号観測機、カ号観測機を作ってます。 簡易な観測機がゆうちょうに飛べたのは制空権のおかげであることを否定する気は全くありませんが、高級機と簡易機の併用化に進んだ日本軍を見るに、高級機は必ずしも制空権が理由ともいえないのでは? <Opera/9.80 (Windows NT 5.1; U; ja) Presto/2.2.15 Version/10.10@p4045-ipbf4203marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp> |
> しかし、制空権や航空優勢の保証が必ずしも期待できない日本軍とて、結局は大して高級ではない三式指揮連絡機、テ号観測機、カ号観測機を作ってます。 > 簡易な観測機がゆうちょうに飛べたのは制空権のおかげであることを否定する気は全くありませんが、高級機と簡易機の併用化に進んだ日本軍を見るに、高級機は必ずしも制空権が理由ともいえないのでは? 制空権下での砲戦観測は零式観測機を見ればわかるように低性能では困るんです。 けれど、地上戦では部隊に随伴する「陸軍の飛行機」が必要となります。テ号やカ号のような航空本部が関与しない陸軍機が試作され続けるのもそうした理由です。三式指揮連絡機も同じように地上軍の指揮連絡用に使える短距離離着陸可能な機体が要望されたものです。 もともと航空砲戦観測は飛行機による観測と気球による観測とに最初から分化していて、より上位の司令部の指揮下にある飛行機と砲兵部隊が直接運用する観測気球とう図式が最初からあるんです。 グラスホッパーは伝統的な砲戦観測機の末裔ではなくて、それと平行してより簡易で幅広く使われていた観測気球の末裔なんですよ。敵陣深く侵入することはありませんし、局所的制空権確保は空軍の戦闘機隊の責任になります。けれども当然のことながら、気球攻撃が戦闘機隊の重要任務でもあったようにグラスホッパーの掃討も戦闘機隊の重要な任務です。 じゃまさんが言うようにグラスホッパーを悠長に飛ばしていられるのは米軍ならではの話なんです。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; GTB6.3; SLCC1; .NET CLR 2.0...@c180.92.46.072.c3-net.ne.jp> |
> 制空権下での砲戦観測は零式観測機を見ればわかるように低性能では困るんです。 ですから、九八式直協は戦闘機に追われても大丈夫な高性能飛行機でしょうか? 九八式直協は戦闘機に追われながら観測任務を継続できるような機体でしょうか? 同時代の複葉戦闘機よりも遅い単葉機が(単葉戦闘機には速度で絶望的に劣る)果たして戦闘機に追われながらの観測が可能でしょうか? 上位司令部の高級機材と気球のハイローミックスならば、九八式が高級機なのは上位司令部付きだからであって、制空権とは基本的に無関係では? ましてや任務の一つである爆装しての対地攻撃は敵陣側に重装備で入り込むのですから制空権の保証が前提条件になるはずです。 <Opera/9.80 (Windows NT 5.1; U; ja) Presto/2.2.15 Version/10.10@p4045-ipbf4203marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp> |
観測機と気球は必ずしもハイローミックスではなく、指揮系統も殆ど変りありません。歴史を辿れば観測機であっても気球であっても観測にあたるのは航空部隊ではなく、その都度乗り組む砲兵の観測員だったからです。 要は運用の難易度にあるということで、地上部隊が連れ歩くには飛行機よりも気球の方が容易く、飛行機が追及できない場合でも観測ができる場合が多いために能力的に不十分でも気球観測が残されたのです。 けれども敵軍にとっては観測機だろうと気球だろうとどちらも航空観測を可能にする機材に違いはありませんから、目標としてはほぼ等価です。だからどちらに対しても同じように掃討を掛けなければ戦場の空を制したことになりません。 という訳で、高級な観測機であろうとも、気球の後裔たるグラスホッパーであろうとも、友軍にとってその活動が空軍の戦闘機隊への依存度が違うだけで、敵軍にとってはどちらも排除しなければならないまったく等価な目標なのです。 そして戦闘機と交戦しながら観測を行える観測機などといったものがあれば、そもそも戦闘機は要りません。一部の観測機が自衛火器を持ち、場合によっては空戦が可能な理由は戦闘機に追われながら観測任務をこなす為ではなく、無事に帰還して翌日も観測任務に就く為です。たかだか野戦砲兵の射程距離内から友軍前線後方まで逃げのびるのですから、戦闘機を凌駕する速力を持たなくとも十分に意味を持ちます。 一方、航空砲兵観測を行う機体に軽飛行機がある理由はより高級な飛行機を使うよりも即応性、機動への追従性が高く、なおかつ空軍にその活動を掩護できる実力があるからです。欧米諸国はそうしたことを第一次世界大戦で経験済みなのです。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; GTB6.3; SLCC1; .NET CLR 2.0...@c180.92.36.182.c3-net.ne.jp> |
> ・F6F、F4UがあるのにF4F FM-2 これらは単に護衛空母から運用しやすい機材だったからだけでしょうし、 Fw200や零戦相手では使い物になる機材ですから引っ込める理由はありません。 ですがもし、護衛空母でF6Fが運用できるのであれば、おそらく引っ込めたであろうことは否定しません。 (その場合R-2800の供給が追いつかずにやっぱりF4Fになるかもしれませんが・・・) > ・P-47、P-51があるのにP-40 P-40は日本機相手なら立派に活躍しておりますし、KillRatioも米軍はP-40優位としております。 そんな機材が2線級機であるはずがありませんし、真に欲したP-38は欧州優先であまりまわって来ていません。 本当に使えなければ、連合軍だろうと現実に引っ込められています。 たとえば太平洋戦線のP-39の例などは最たるものでしょう。 東部戦線のP-39の例は、P-39が太平洋・欧州戦線で頻発した高位戦では非常に使いづらい機体であったことが確認できるだけでしょう。 <Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.1.6) Gecko/20091201 Firefo...@EATcf-400p230.ppp15.odn.ne.jp> |
レスありがとうございます。 > Fw200や零戦相手では使い物になる機材ですから引っ込める理由はありません。 わたしもF4Fで十分かもと思いますが、F6Fが登場したのはグラマン社の営業がやり手だったから、なのかと。 キルレシオは改善されるけど、値段はF6Fの方が高いのではないでしょうか。 F-15とF-16の関係に近いのでしょうか。 F-22は「高価すぎる」ということになってしまいましたし。 > P-40は日本機相手なら立派に活躍しておりますし、KillRatioも米軍はP-40優位としております。 はい、P-40はいつもやられキャラでふびんですね。 ああいう役柄なのは、日本の本だけかも知れないですね。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; ...@softbank220006023102.bbtec.net> |
> 東部戦線のP-39の例は、P-39が太平洋・欧州戦線で頻発した高位戦では非常に使いづらい機体であったことが確認できるだけでしょう。 一万機以上も生産されたのだから、ほんとは傑作機では?とか。 話がそれますけど、ソ連空軍が対地直協に徹底して低位戦でドイツ軍を苦しめた、のなら、日本陸軍もマネできなかったのかなと思います。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; ...@softbank220006023102.bbtec.net> |
> > 東部戦線のP-39の例は、P-39が太平洋・欧州戦線で頻発した高位戦では非常に使いづらい機体であったことが確認できるだけでしょう。 > > 一万機以上も生産されたのだから、ほんとは傑作機では?とか。 ×貧弱な高空性能 ×短い後続距離 ×酷暑地で顕著な冷却能力不足 ×失速・スピンからの脱出困難 ○大火力と重防御 ○充実した寒冷地装備 ○3輪式による地上運用の容易さ ○米軍機としては優れた旋回性能 といった利害得失を並べてみると、P-39に対する両極端な評価も理解できるような気がします。 しかし、米本土を守る高々度局地迎撃機として企画された筈の戦闘機が、まるでソ連空軍向けに誂えたような性能仕様の機体に結実してしまったのは不思議ですね。何か一貫した意図があってそうなった訳でもないことが「神秘」に見える理由かも知れません。P-39 の開発経緯って結構いいかげんというか、次々にぶち当たる問題に対して場当たり的な対策が施され、その対策が更に次の問題を生む事の繰り返しだったんです。 (排気タービン不調による試作遅延→ターボ撤廃と同時に中高度での要求速度向上→速度性能不振対策としてラジエターレイアウトの再設計→開口面積過少となり酷暑地での冷却不足発生、とか) <Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.1.7) Gecko/20091221 Firefo...@adsl-99-175-135-49.dsl.irvnca.sbcglobal.net> |
> しかし、米本土を守る高々度局地迎撃機として企画された筈の戦闘機が、まるでソ連空軍向けに誂えたような性能仕様の機体に結実してしまったのは不思議ですね。何か一貫した意図があってそうなった訳でもないことが「神秘」に見える理由かも知れません。P-39 の開発経緯って結構いいかげんというか、次々にぶち当たる問題に対して場当たり的な対策が施され、その対策が更に次の問題を生む事の繰り返しだったんです。 > (排気タービン不調による試作遅延→ターボ撤廃と同時に中高度での要求速度向上→速度性能不振対策としてラジエターレイアウトの再設計→開口面積過少となり酷暑地での冷却不足発生、とか) 解説ありがとうございます。 適材適所というべきか、一芸入試的というべきか、長所が何か少しでもあれば、生きていける場所を見つけることができるということでしょうか。 今西錦司の「棲み分け」理論みたいですが。 それもアメリカならではの離れ技かもしれません。 P-40のような持ち駒が大量にあって、一機種に生産を集中するリスクを負わないで すむ、という背景があるような気がします。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; ...@softbank220006023102.bbtec.net> |
> 解説ありがとうございます。 > 適材適所というべきか、一芸入試的というべきか、長所が何か少しでもあれば、生きていける場所を見つけることができるということでしょうか。 > 今西錦司の「棲み分け」理論みたいですが。 少なくとも米軍にとっては大した長所のない機体で、それゆえにレンドリース機材に回されたような気がします。たまたま、それが貰ったソ連の実情に合った機材で好評だったというだけで。 > それもアメリカならではの離れ技かもしれません。 > P-40のような持ち駒が大量にあって、一機種に生産を集中するリスクを負わないで > すむ、という背景があるような気がします。 米軍も最初から新鋭機(P-38, P-47, P-51) の大量調達に自信があった訳ではなく、特に 1942 年頃は機材不足を心配していたようです。P-39Q とか P-40N とか、わざわざ「旧式化した二線級機材」を一生懸命量産したように思えるのは、1942-43 年頃に「とりあえず今量産できる機材」として大量発注した機材が約 1 年後に調達され、しかしその頃には既に新鋭機量産の目処が立っていたという見込みと実績のズレがあったように思います。 …とはいえ、旧式化が明らかになってから発注された分も数千機にのぼるんですけどね。前線から「こんな飛行機もう要らん」と言われてから発注停止に至るまでの時間差もあったのでしょうが、何だか胡散臭いものも感じます。 <Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.1.7) Gecko/20091221 Firefo...@adsl-99-175-135-49.dsl.irvnca.sbcglobal.net> |
たんに工場が足りなかっただけでは?たしか値段はそう変わらない機体ですし?一応アメリカは資本主義国家なんですからライバル会社の機体作れとはいえないでしょうし <Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.1.6) Gecko/20091201 Firefo...@KD124212233105.ppp-bb.dion.ne.jp> |
> たんに工場が足りなかっただけでは?たしか値段はそう変わらない機体ですし?一応アメリカは資本主義国家なんですからライバル会社の機体作れとはいえないでしょうし このへんは詳しい方がいらっしゃるでしょうけど、イギリスは初めはP-40を欲しがっていて、カーチスはノースアメリカンにライセンス生産させるつもりだったと読んだおぼえがあります。 零戦を中島がつくらされるようなことは、当時のアメリカではむりだったのでしょうか。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; ...@softbank220006023102.bbtec.net> |
> 零戦を中島がつくらされるようなことは、当時のアメリカではむりだったのでしょうか。 いくらでも例がありますが、ノースアメリカン社としては自社設計の機体のほうが儲けが大きい(ライセンス料をカーチスに払わなくて良い)から自社製品を逆提案し、それを英空軍が受け入れたというだけのことですな。 <Opera/9.80 (Windows NT 5.1; U; ja) Presto/2.2.15 Version/10.10@p4045-ipbf4203marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp> |
どこの空軍でも機材は最新鋭のものを大量に装備したいものです。 ですからわざわざ旧式化した機材を量産する計画を立てる国はありません。 けれども表面的にそうは見えない場合があるという点がここでの問い掛けなのだと思います。明らかに新兵器と旧式兵器が並行して量産されている事例が沢山あるので、つい旧式兵器を量産することに何か積極的な意味があるのではないか、と思えてしまう訳です。 けれども実際にはこうした事例の背景は二種類しかありません。 1 兵力整備計画を新鋭機だけで満たせず量産が継続される場合 2 新工場での増産計画立案から実施までの時間によってそう見える場合 ハリケーンとスピットファイアは1の典型です。 開戦前の兵力整備計画の不足分をスピットファイアIが満たし、 スピットファイアが安定してからも量的不足をハリケーンが補っています。 F6FとFMの関係は2の典型です。 もともと軍用機の重点機種を自動車工場などを利用して大量生産する手法は 第一次世界大戦中に各国で当たり前に実施されていたことですが、 新たな生産ラインが稼働するまでにその機材が旧式化するというリスクも 第一次世界大戦以来、まったく変わりません。 Yak、LaGGとI16に関してはSUDOさんがおっしゃる通りこの事例とは異なります。 I15は改良されながらもI16によって置き換えられつつありますが、大量に残された旧機材の置き換えは時間が掛り、独ソ戦の混乱を予想していない平時の計画でも42年末を目標としています。この空軍は他国とは規模がひと桁違うからです。 ちなみに1941のMiG3の生産数は2858機、LaGG3は1918機、Yak1は1111機と言われています。普通の空軍では考え難い数です。 P-40については、第二次世界大戦開戦時にP-36を置き換える新鋭機として 量産が開始され英仏にも輸出契約が結ばれていた文字通りの新鋭機で、 太平洋戦争開戦時にもその第二世代たるP-40Eの配備が急がれていた 堂々たる主力戦闘機です。 P-51の方はマスタングIとして英空軍と契約は結ばれたものの、 米陸軍戦闘機部隊からはほぼ無視された存在でしたから、 アリソン装備型とP-40は比較のしようもありません。 攻撃機部隊が戦闘機ベースの機材を要求した際にP-40は認められず、 需要の無かったマスタングがA-36として採用されたのもこうした事情です。 そしてマーリン60系を搭載したP-51Bについても、 米陸軍航空隊はすぐに飛びついた訳でもありません。 マーリンの二速過給器装備型よりアリソンの同級機の評価の方が高く、 マーリン60量産開始まで生産される旧型マーリンは余剰となり、 P-40への搭載さえ反対意見を生んでいます。 P-51はその地位が確立されるまで、米軍内では相当な冷や飯食いです。 こんな事情なので、わざわざ旧式機を欲しがる空軍なんて無い、という訳です。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; GTB6.3; SLCC1; .NET CLR 2.0...@c114.142.132.157.c3-net.ne.jp> |
変なところから失礼します。よく、「投弾後は二流戦闘機相手なら空戦できる」などと艦爆の説明にありますが、どの程度の相手まで自衛戦闘できるんですかね。 この場合、ハリケーンやP-40、P-39、F4Fなんかだと二流とは言えないのでは。 (たしかに99式艦爆でF4F撃墜する有名な話もありますけど。) いったい、艦爆が相手できるような「二線級戦闘機」なんて出してくる心暖まる場合なんてあるんですか? 戦う「二線級戦闘機」なんてあるのか? と疑問です。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)@tvtcl-30147.tvt.ne.jp> |
> いったい、艦爆が相手できるような「二線級戦闘機」なんて出してくる心暖まる場合なんてあるんですか? 戦う「二線級戦闘機」なんてあるのか? と疑問です。 投弾後に何で空戦しなければならないのでしょう? 退避するのが普通ですよね。 やむをえす空戦に入った事例は確かにありますが そこそこ善戦して一方的に撃墜された訳ではありません。 十分に抵抗した例としてまずはインド洋の戦例をご覧あれ。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NE...@v0085-s9017.evp.wakwak.ne.jp> |
日本の艦爆には空戦能力が求められたと聞きますが、それはどういった場面を想定してのものなのでしょうか? 自衛戦闘用にしては積極的な印象を受けます。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; Sleipnir/2.9.2)@i60-47-38-236.s02.a013.ap.plala.or.jp> |
> 日本の艦爆には空戦能力が求められたと聞きますが、それはどういった場面を想定してのものなのでしょうか? > 自衛戦闘用にしては積極的な印象を受けます。 話題から外れちゃうので簡単に言えば、 お互いの投入機数が少ない洋上航空戦では 補助的な戦闘機として使用される場面が想定されていたからです。 我々のようなミリタリーファンの常識と当時の常識は違いますから なかなか納得し難い事実ですけれども 複座機の空戦能力がどこの国でも重視された理由は 前大戦での実績が十分にあり、その有効性が確認されていた、 いわば軍用機の王道を行く形式が複座の戦闘爆撃機だったからなんです。 このあたりは太平洋戦争史を中心に眺めていると確かに腑に落ちないことかもしれません。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NE...@v0085-s9017.evp.wakwak.ne.jp> |
言われるとおり、インド洋やアリューシャンで艦爆は奮戦しています。それも第一線機を相手に。 で、お題に戻るのですが「心暖まる二線級戦闘機」なんぞ「太平洋の戦い」にはいらっしゃらなかったと。 「投弾後は二流戦闘機相手なら空戦できる」←これ読んで、「それってセバちゃんか? いやバッファローか」??? でも戦記に出てくるのはグラマンやらスピットやらP40やら零戦と渡合う奴ばかり。二流戦闘機ってどこにいるんだ? 二線級戦闘機なんて心暖まる相手はいらっしゃらなかった。こう結論づけました。艦爆乗りの勇戦奮闘が記録されているだけだと。 慢心して機銃掃射するコルセアを流星や瑞雲が追い詰め20mmで叩き落とす、こんな話ないかいな。 書くしかないか。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)@tvtcl-30147.tvt.ne.jp> |
> 二線級戦闘機なんて心暖まる相手はいらっしゃらなかった。こう結論づけました。艦爆乗りの勇戦奮闘が記録されているだけだと。 > 慢心して機銃掃射するコルセアを流星や瑞雲が追い詰め20mmで叩き落とす、こんな話ないかいな。 言われることと話がそれるかもしれないですが、爆撃機みたいに使える戦闘機とか、戦闘機みたいに使える爆撃機とか、そうした機種の需要はやはりあったのではないでしょうか。 ハリケーンの最多量産型はMk.IIらしいのですが、これは爆弾懸吊架を増設したりしていて、元々の制空戦闘機として使うつもりではなかったようです。 太平洋戦線でも、フィリピン戦の段階では、四式戦が250kg爆弾二発を携行して対地攻撃に使われたようで、これは開戦当初なら軽爆の任務だったでしょう、いかに大東亜決戦機でも、ミッションをえり好みするわけにはいかなかったようです。 流星や瑞雲の20mm機関砲も、そのあたりのグレーゾーンを狙っていたのではないかという気がします。 SBDやSB2Cも前方固定機銃があるので、日本特有の状況でもなさそうです。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; ...@softbank220006023102.bbtec.net> |
もし艦爆隊が自軍空母にせまる敵艦攻隊でも見つけた時、どういう対応をする想定だったんでしょうかね? やはり無視して敵空母にむかうのかな? <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6.3)@218.231.238.90.eo.eaccess.ne.jp> |
> もし艦爆隊が自軍空母にせまる敵艦攻隊でも見つけた時、どういう対応をする想定だったんでしょうかね? > やはり無視して敵空母にむかうのかな? 常識的にはそうなるでしょう。 艦爆の主任務は敵空母に先制攻撃を加え、発着能力を奪うことで味方艦隊への脅威を封殺し、後続する攻撃隊(雷撃隊)の成功率を高めることです。 艦爆隊が敵攻撃隊と交戦すべく爆撃任務を放棄すれば、敵攻撃隊にある程度の妨害を与える代わり、敵空母に先制打撃を与える可能性はゼロになってしまいます。無傷の敵空母から第二・第三攻撃隊が放たれることは阻止できませんし、友軍雷撃隊は敵艦戦による激しい迎撃を受けることでしょう。 <Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.1.7) Gecko/20091221 Firefo...@adsl-99-175-135-49.dsl.irvnca.sbcglobal.net> |