Page 300 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼所謂「日本軍の精神主義」について 国籍離脱者 09/8/3(月) 18:50 ┗Re:所謂「日本軍の精神主義」について ペドロ 09/8/4(火) 20:46 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 所謂「日本軍の精神主義」について ■名前 : 国籍離脱者 ■日付 : 09/8/3(月) 18:50 -------------------------------------------------------------------------
旧共産主義国に暮らすものであります.この国の第二次世界大戦の戦史研究者より,日本人研究者が雑誌などの論考で度々使用する「精神主義,精神論」という用語の意味について,高度の質問を受けます.わたくし恥ずかしながら適切な訳語を見いだせず,「敢闘・自己犠牲・刻苦・思想的宗教的殉教心に近いものの複合体」という説明で急場を凌いでいるのでありますが,彼らに言わせれば,それならば旧ソ連軍でもドイツ軍でも,戦闘員のモラルとして叩き込まれたものであり,殊日本軍にだけ特有なものではないのでは...,対米戦の敗因はそこにあるではなく,寧ろ国民が死しても守りたいと願う国家あるは大義が無かったからではないのか...,という実にまっとうな反論を受けます.小生六十三歳.身近に,所謂「ノモンハン戦」(ソ連軍戦史には「ハルハ河の戦い」)の生き残りの勇士がお二人―長崎義勇氏並びに境谷秀雄氏―がおられました.自身の長兄は海軍特年兵で実戦に参加,長姉は女子防空監視隊員であり,伝令中グラマン機の銃撃を体験しております.彼らの私のこの用語の分析によれば,日本軍の精神主義もしくは精神論は,これとは似ているが,しかしまたどこか異質なものがあり,この言葉は恒に絶望と惨めさを呼び起こすものであるといいます.皆様どうぞ,お教えください. <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; YTB720; GTB6; SLCC1; .NET C...@cqm164.neoplus.adsl.tpnet.pl> |
> 旧共産主義国に暮らすものであります.この国の第二次世界大戦の戦史研究者より,日本人研究者が雑誌などの論考で度々使用する「精神主義,精神論」という用語の意味について,高度の質問を受けます.わたくし恥ずかしながら適切な訳語を見いだせず,「敢闘・自己犠牲・刻苦・思想的宗教的殉教心に近いものの複合体」という説明で急場を凌いでいるのでありますが,彼らに言わせれば,それならば旧ソ連軍でもドイツ軍でも,戦闘員のモラルとして叩き込まれたものであり,殊日本軍にだけ特有なものではないのでは...,対米戦の敗因はそこにあるではなく,寧ろ国民が死しても守りたいと願う国家あるは大義が無かったからではないのか...,という実にまっとうな反論を受けます.小生六十三歳.身近に,所謂「ノモンハン戦」(ソ連軍戦史には「ハルハ河の戦い」)の生き残りの勇士がお二人―長崎義勇氏並びに境谷秀雄氏―がおられました.自身の長兄は海軍特年兵で実戦に参加,長姉は女子防空監視隊員であり,伝令中グラマン機の銃撃を体験しております.彼らの私のこの用語の分析によれば,日本軍の精神主義もしくは精神論は,これとは似ているが,しかしまたどこか異質なものがあり,この言葉は恒に絶望と惨めさを呼び起こすものであるといいます.皆様どうぞ,お教えください. http://www.warbirds.jp/BBS/c-board/log/tree_131.htm http://www.warbirds.jp/ansq/9/I2000419.html お題に当てはまらないところも多々あるでしょうが、太平洋戦争の戦場で現れた日本特有のドグマというか、特質については上記以外にも過去議論されたこともあります。 これらは既に読まれましたか? なお失礼ながら、ただでさえ気軽に論じ難い、重い話題なのですから、もう少し内容を簡潔に、趣意を明確にされませんとなかなか議論は広がらないのではないのかと愚考します。 <Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.12) Gecko/2009070611 Fir...@74.net124047201.t-com.ne.jp> |