Page 241 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼通商破壊戦の標的商船を守るには? JLPY 07/12/17(月) 19:40 ┣Re:通商破壊戦の標的商船を守るには? SUDO 07/12/17(月) 21:31 ┃ ┗Re:通商破壊戦の標的商船を守るには? JLPY 07/12/17(月) 22:00 ┃ ┗Re:通商破壊戦の標的商船を守るには? SUDO 07/12/17(月) 23:41 ┃ ┗Re:通商破壊戦の標的商船を守るには? JLPY 07/12/18(火) 22:38 ┣Re:通商破壊戦の標的商船を守るには? HI 07/12/17(月) 21:34 ┃ ┗戦訓の有無が問題ですかね? 霞 07/12/17(月) 22:08 ┃ ┗Re:戦訓の有無が問題ですかね? HI 07/12/17(月) 22:20 ┗Re:通商破壊戦の標的商船を守るには? 高村 駿明 07/12/18(火) 11:28 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 通商破壊戦の標的商船を守るには? ■名前 : JLPY ■日付 : 07/12/17(月) 19:40 -------------------------------------------------------------------------
先の第二次世界大戦、太平洋戦線に於いて凄まじい損失率を出した日本商船隊。 世界三位の海軍を誇りながら、なぜその国の商船隊はあのように壊滅したのか。 あのように、すり潰されるままに商船を投入し続けたのか。 日本が、海上輸送力を確保し続けるには、何が必要だったのでしょうか? 皆さんのご意見を拝見いたしたく存じます。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NE...@nttkyo429229.tkyo.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp> |
> 日本が、海上輸送力を確保し続けるには、何が必要だったのでしょうか? 基本はフィリピンを保持し続けることです。 潜水艦に食われた分は問題になりません。あの程度の損害率ですと、船団組んで航行や荷揚げの効率を低下させてるほうが輸送量に与える影響量は大きいぐらいです。 まあ、その程度の損害率すら補填できない建造力の問題が一番大きいのですが、日本が輸送できなくなったのは、フィリピンが陥落したことで南シナ海に連合軍艦船と航空機が進出するようになったからです。撃沈されたのではなく通れなくなったのです。 護衛なんかつけても殆ど無駄です。あれだけの護衛をつけても英軍の商船は出血を続けていましたよね? 護衛艦艇の生産力や科学技術力で及ばない日本が頑張って護衛艦をつけても、被害率はどうしても一定のレベルになってしまいますし、その一定レベルの被害率では、強行突破した場合と輸送量は変わらなくなってしまうのです。 やるなら航行効率を維持しやすい航路帯による間接護衛しかなく、それはつまりはフィリピンの確保でもあると。 また護衛艦艇や哨戒機を増せば、それだけ正面戦力が低下してしまいます。日本は全体的に何もかも不足していますから、商船の護衛にまで戦力を回せないし、頑張って回したら、フィリピン陥落が早まって、早々に通商路は途絶し商船は意外と生き残ったけど輸送は出来ないという結果にもなるでしょう。 結果論として言えば、史実よりも早期に護衛艦艇の大量建造と、商船の大量建造をすべきだったんですが、計画だけを前倒しにしても、造船所の建設が追いつきませんから、結局は最初にあった日本のリソース(商船保有量や造船所数)があまりにも小さかったということで、史実よりも明らかに良い結果の出るようなナニカは無いでしょう。 <Opera/9.24 (Windows NT 5.0; U; ja)@221x116x237x197.ap221.ftth.ucom.ne.jp> |
商船の損害はある程度仕方がないということですが、東京高等商船機関科16期 商船の船員の死亡率が、陸海軍よりも高いのは世界的に見て普通のことなのでしょうか? なんせ、東京商船学校機関科の中には31人中18人戦死などという損害があるものですから、個人的には見過ごせないのですが。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NE...@nttkyo689245.tkyo.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp> |
> 商船の損害はある程度仕方がないということですが、東京高等商船機関科16期 > 商船の船員の死亡率が、陸海軍よりも高いのは世界的に見て普通のことなのでしょうか? 日本よりも多くの商船を連合国は喪失しているし、陸戦や海戦等での大損失もありませんから、海だけを墓標とした戦士の数は、普通の戦場での死者よりも多いのでは? <Opera/9.24 (Windows NT 5.0; U; ja)@221x116x237x197.ap221.ftth.ucom.ne.jp> |
> > 商船の損害はある程度仕方がないということですが、東京高等商船機関科16期 > > 商船の船員の死亡率が、陸海軍よりも高いのは世界的に見て普通のことなのでしょうか? > > 日本よりも多くの商船を連合国は喪失しているし、陸戦や海戦等での大損失もありませんから、海だけを墓標とした戦士の数は、普通の戦場での死者よりも多いのでは? そうですか。 ご回答ありがとうございました。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NE...@nttkyo266190.tkyo.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp> |
ありすぎて困るのですが、とりあえず第一次世界大戦から日華事変に至る間に、ボカスカ輸送船を沈められる経験が必要と思います。 それも日本近海で。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NE...@p1122-ipbf503akatuka.ibaraki.ocn.ne.jp> |
> ありすぎて困るのですが、とりあえず第一次世界大戦から日華事変に至る間に、ボカスカ輸送船を沈められる経験が必要と思います。 > それも日本近海で。 イギリスなんて第一次世界大戦で船をボカスカ沈められていますが、第二次世界大戦初期から有効な潜水艦対策を立てていたかといえば違うでしょう。やはり根本は護衛艦や商船の量産に耐えられる建造と運用の能力の差だと思います。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)@73.net059085118.t-com.ne.jp> |
戦訓と言うよりは認識的な問題と捉えています。 つまり「輸送船をボカスカ沈められると、国が傾く」という事実を実感を持って経験させる所から始めないといけない訳です。 そしてその認識を海軍だけでなく、陸軍・政府・国民まで認識しないとだめでしょう。 海上護衛は海軍だけ動いてどうにかなるもんではないですし。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NE...@p1122-ipbf503akatuka.ibaraki.ocn.ne.jp> |
どうもこんにちは。はじめまして。 史実では陸上輸送にある程度切り替えようと、大陸打通作戦を行っていますね。 これは中国大陸において、ゲリラ活動と爆撃の妨害により、目的を果たせなかったわけですが。鉄道輸送で資源をある程度運べるなら、海上航路を集中することで、輸送や護衛の効率化も図れるように思いますが、何分中国と戦争している以上、これは無理ですね。 中国と講和できるのなら、そもそも太平洋戦争にはならないでしょうし。 とはいえ、輸送機の量産で分担、なども無理ですから、「敵国に解読されない暗号」を作成し得たなら、被害は軽減された、くらいではないでしょうか(それができるのなら、護衛艦艇を大量建造するよりは、予算がかからないのではないかと)。 もっとも、それをしても最終的な勝敗には全く影響しない以上、結局は日本商船が空爆や潜水艦でやられ、犠牲者も大差なかったとは思いますが。 以下、書いていた思ったことで、本題からは外れますが……。 むしろ私は(開戦するなら。避けられるなら、勿論それがいいでしょう)「海上輸送力が破綻する前に講和する」、つまり昭和17年末までに戦争を終わらせる以外の道はないのではないかと思います。つまり護衛艦艇や商船建造などより、可能であるならより正面戦力を充実させるべきでしょう。要するに空母や陸上航空機の開発・生産、乗員の育成によりリソースを割いてから開戦したほうが、まだ結果を変え得た可能性があるかと。 仮に米太平洋艦隊を全滅させ得たとしても、連合国は講和に応じず、戦争も終わらないようにも思いますが、もしそうなら「何をやっても敗戦確定なので同じ」という意味では何も変わらないでしょう(どちらにせよ、味方が負けていれば無抵抗な商船は沈むのですから)。正面戦力を増やしても、ハワイなどの要地の上陸占領は保持できないので無理ですが、より政略的な作戦(太平洋艦隊を沈めてから、ハワイやフィリピン住民の生殺与奪を交渉材料とするとか。今の北朝鮮のような印象を与えるでしょうが……)に比重を置く、などはできるかもしれません。 つまり南方資源確保すらも、実は大して必要ではなかったのではないかと(フィリピンは取らないと、本土が脅かされるため、取ったほうがいいかもしれませんが)。 <Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.0; ja; rv:1.8.1.11) Gecko/20071127 Firef...@p59-157-176-1.sub.ne.jp> |