Page 189 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼航空機用の燃料電池や小型核融合炉が開発されたら カレー一族 07/1/29(月) 16:45 ┣環境問題ですか? おうる 07/1/29(月) 18:27 ┣Re:航空機用の燃料電池や小型核融合炉が開発されたら だーくまた− 07/1/29(月) 21:24 ┣Re:航空機用の燃料電池や小型核融合炉が開発されたら kerota 07/1/29(月) 23:02 ┣Re:航空機用の燃料電池や小型核融合炉が開発されたら カンタニャック 07/1/30(火) 2:48 ┣たとえプロペラ推進に戻っても ささき 07/1/30(火) 15:37 ┗Re:航空機用の燃料電池や小型核融合炉が開発されたら すずき 07/1/31(水) 2:12 ┗Re:航空機用の燃料電池や小型核融合炉が開発されたら カレー一族 07/2/3(土) 21:00 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 航空機用の燃料電池や小型核融合炉が開発されたら ■名前 : カレー一族 ■日付 : 07/1/29(月) 16:45 -------------------------------------------------------------------------
航空機用の燃料電池や小型核融合炉が開発されたら、 多くはプロペラ機に戻るのでしょうか? |
求められる機速が亜音速未満でよくて、コストパフォーマンスが同程度であれば電動モーターでプロペラ回して飛ぶ飛行機が主流になるかもしれませんね。 軍事用なら無人偵察機に真っ先に採用されそうな・・・ 石油が使えなくなったとしても、エタノールのように精製可能な液体燃料を使用してガスタービンががんばる可能性は十分にあると思います。 小型核融合炉は実現できたとしても航空機用みたいな小規模なモノはコストパフォーマンスで他の方式に勝てないような気がします。 |
電源のレベルにもよりますが・・・ 強力な電源ができた場合、プロペラントを電磁誘導で噴射する 電磁ジェットやイオンロケットの飛翔体が活躍するようになるかもしれません。 またうまい熱伝達のカラクリができれば、熱核ジェットも考えられるでしょう。 上記は結構進んだ技術下の話ですが、元となるものが出来れば、 応用物の開発も加速するでしょうから。 まあ普通に考えたら、現行でレシプロ、ターボプロップ機がこなしている物が、 そのままモーターに変わるかな?位なのでしょうけど。 |
燃料電池はAPUの代替としてボーイングとエアバスが関心を示していますね。 SOFCでジェット燃料からの改質で水素を供給する方法が念頭にあるようです。 当面は現在主流のPEM方式で実証実験をと一昨年あたりは聞いていましたが その後どうなったのかは分かっていません。 去年あたりは航空燃料から水素への改質に関する発表が多かったですが、 そこでは、JETA-1とJP8の両方でテストをしていたのが印象的でした。 水素直接方式、メタノール方式は積載方法で課題があるのに対して、 ケロシンからの改質であれば燃料は一種類でOKですし安定しているからというのが 大きな理由のようです。 SOFC自体まだまだ安定性がいまいちと言われているようですので、 実際にSOFCの航空機向けが開発されるのは2015年-20年くらいでしょうか? 遠い将来はわかりませんが、現在の見通しでは単位重量あたりのエネルギー量? では航空機の主機(という言い方は正しいのでしょうか?)としては 難しいといわれています。 |
> 航空機用の燃料電池や小型核融合炉が開発されたら、 > 多くはプロペラ機に戻るのでしょうか? 1950年代に研究されていた核分裂炉航空機は、高温・高圧の空気を推進剤にする原子力ジェットで計画されていました(地上実験のみですが実際にジェットエンジンも作られました)。燃料電池の場合はエネルギーの関係で高速が狙えない事も考えられますが、核エネルギー利用の場合ですと、特別な事情がない限り、ターボプロップや電気モーター推進にするメリットはあまりないように思えます。 |
> 航空機用の燃料電池や小型核融合炉が開発されたら、 > 多くはプロペラ機に戻るのでしょうか? 仮に石油資源が枯渇高騰し、代用エネルギー源が非燃焼系で容易にジェット推進化できない物だったとしても、高速化への要求はあり続けるでしょう。以前は成田−サンフランシスコ10時間だったものが新型機では20時間かかる、というのはおそらく消費者には受け入れられません。たとえプロペラ推進に戻るとしても、ATPで研究されたような多翅多重型のプロペラや超音速翼型を持つ高回転型プロペラの採用によって、少なくとも現代のターボファン旅客機と同等の性能は確保されるのではないかと思います。 (Tu-95/Tu-114 みたいな飛行機になるだけだったりして) 軍事用は金に糸目を付けない傾向があるので、他の方々が述べられている熱核ジェットやイオンジェット推進のような、エネリギー変換効率よりもピーク性能を重視した技術が実用化されるかも知れません。 |
> 多くはプロペラ機に戻るのでしょうか? プロペラ機に戻るの意味が理解できませんが、プロペラントには質量があれば何でも可能ですのでその時点で応用可能な技術と効率である範囲で決まると思います。ようするに周辺技術も含めると何でも有りで一元的にコレだが無いでしょう。 |
なるほど、みなさん有り難うございました。 |