Page 185 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼航空機VS戦艦 Link 07/3/11(日) 0:59 ┣Re:航空機VS戦艦 Hanp 07/3/11(日) 6:31 ┣Re:航空機VS戦艦 高村 駿明 07/3/11(日) 10:05 ┣Re:航空機VS戦艦 Ranchan 07/3/11(日) 10:18 ┣Re:航空機VS戦艦 ハテナ 07/3/11(日) 10:59 ┣戦艦殺すにゃ轟沈は要らぬ ささき 07/3/11(日) 11:42 ┗Re:航空機VS戦艦 SUDO 07/3/11(日) 12:48 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 航空機VS戦艦 ■名前 : Link ■日付 : 07/3/11(日) 0:59 -------------------------------------------------------------------------
はじめまして。初めて議論ボードに書き込みさせていただきます。 太平洋戦争(WWII)では、戦艦は航空機に勝てないとか、大鑑巨砲主義者は愚か者であると言わんばかりの本が多数ありますが、本当に戦艦は航空機に勝てないのでしょうか?確かに戦艦で多数の航空機を撃墜するのは困難であるとは思いますが、個人的には、消耗品である多数の航空機よりは一つの超ど級戦艦を作ったほうが、いいと思うのですが皆さんはどう思いますか? |
>個人的には、消耗品である多数の航空機よりは一つの超ど級戦艦を作ったほうが、>いいと思うのですが皆さんはどう思いますか? もうはるか昔に結論が出ている問いではないかと。 戦艦は高価な癖に威力範囲が非常に狭い為、効率が悪い事この上ないからです。 wwIIで実証された様に航空機は自身の持つ圧倒的な威力範囲、とり得るオプションの 多様性等コストパフォーマンスの面で遥かに勝っているのです。 戦争とは飽くなき消耗戦であり、航空機は消耗品であるが故に強いのです。 作戦における一定の損害を織り込んで運用することが出来ます。 しかし高価な超ド級戦艦はその高価さ故、大量に配備も出来ず損傷すれば長期間 戦線を離脱することになります。 |
> はじめまして。初めて議論ボードに書き込みさせていただきます。 > 太平洋戦争(WWII)では、戦艦は航空機に勝てないとか、大鑑巨砲主義者は愚か者であると言わんばかりの本が多数ありますが、本当に戦艦は航空機に勝てないのでしょうか?確かに戦艦で多数の航空機を撃墜するのは困難であるとは思いますが、個人的には、消耗品である多数の航空機よりは一つの超ど級戦艦を作ったほうが、いいと思うのですが皆さんはどう思いますか? 仮に、史実より効果的な防空システムとか、強靱な防御システムの開発が成功したなどして、航空攻撃で戦艦を撃沈するのが至難な架空世界を想定したとします。 では、この状況では「戦艦は航空機に勝る」のでしょうか。 「戦艦にできること」と「航空機(空母、とは限定しません)にできること」を考えるなら、第二次世界大戦がなかったとしても、いずれ戦艦の時代は終わったように思います。 何であれ、艦上構造物をすべて防御することは不可能であり、射撃システムやレーダーなど、何か破壊されると戦闘力を場合によっては多大に失うのが戦艦でもあるわけですから。 ただし、だからといって「航空機万能」で「大型水上艦艇無用」という極端な見方が正しいとも思わないのですが(年代にもよりますし。特に欧州での存在感は大きなものでしょう)。 |
> 太平洋戦争(WWII)では、戦艦は航空機に勝てないとか、大鑑巨砲主義者は愚か者であると言わんばかりの本が多数ありますが、本当に戦艦は航空機に勝てないのでしょうか?確かに戦艦で多数の航空機を撃墜するのは困難であるとは思いますが、個人的には、消耗品である多数の航空機よりは一つの超ど級戦艦を作ったほうが、いいと思うのですが皆さんはどう思いますか? 私見ですが、戦艦が滅びたのは「戦艦は航空機に『戦場で』勝てないから(大規模な空襲に耐えられないから)」と言うお話ではないです。 極論かもしれませんが、戦艦は敵航空機に滅ぼされたのではなく、味方の新世代兵器(当時であれば航空機、さらに時代が進めば対艦ミサイル等)に滅ぼされたのだと思います。 戦場での強弱ではなく、「出る幕が無くなってしまった」というお話かと。 |
飛行機にせよ戦艦にせよ、砲弾や爆弾という「消耗品」を目標に到達させるための「手段」であり「機械・装置」だと思うんだけど、『「手段」であり「機械・装置」』が「消耗品」ではマズイという理由は何なの?よく分らない。 もし時間があったら解説して貰えませんか? |
> はじめまして。初めて議論ボードに書き込みさせていただきます。 > 太平洋戦争(WWII)では、戦艦は航空機に勝てないとか、大鑑巨砲主義者は愚か者であると言わんばかりの本が多数ありますが、本当に戦艦は航空機に勝てないのでしょうか?確かに戦艦で多数の航空機を撃墜するのは困難であるとは思いますが、個人的には、消耗品である多数の航空機よりは一つの超ど級戦艦を作ったほうが、いいと思うのですが皆さんはどう思いますか? たしかに、航空機が戦艦を「確実」に撃沈できるとは限りません。爆弾や魚雷を巧妙に回避して逃げ切った例もありますし、被弾しながら生還した例もあります。 しかし航空攻撃に逢って回避行動を始めれば、もはや戦艦は敵艦艇に照準を合わせて主砲を撃つことができません。そして、大砲を撃てない戦艦に戦場での存在価値は無いのです。 |
戦艦(水上艦)が戦力を発揮するには、航空索敵や航空観測といった味方航空機の支援を必要とします。仮に同規模の水上艦隊同士が対峙したとき、片方だけにこの航空機運用能力があったとしたら、それは極めて大きな結果差をもたらすでしょう。 つまり第一次大戦後の水上艦は、制空権の保証があってはじめて有効戦力となり、その戦力発揮効率は制空権の有無で大きく変わってくるわけです。 例えば搭載水上機の運用が不可能になった状態の大和と、水上機を自由に使える長門が対峙したら、長門は大和と遭遇する前に逃げることも出来るし、雲や煙幕の向こう側から一方的に高精度な射撃をすることも出来ます。大和はまともにぶつかったら最強で長門相手に勝利するだけの機能と性能を有してますが、その機能性能はたかが数機の水上機の存在で封じられてしまいかねないのです(もちろん水上機は波があったら使えないとか、夜間は飛行機は役に立たないとかの限定的な面があるので、空母や基地航空隊がより有効なのですが) つまりは空襲で戦艦を撃沈できなくても、制空権は絶対に欲しいのです。 よって戦艦と空軍のどっちかしか得られないのだとするなら、空軍を得るしか選択肢はありません。 |