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> > いずれにせよ、そんな艦はスレ主が想像している天城型/加賀型とは大きくかけ離れた代物でしかありません。
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> ふと思ったのですが、長門建造時の機関技術で加賀や天城を作った場合って出力と速力はどの程度になるんでしょう?
> 機関室の面積/出力を見ると長門825m2/8万馬力、加賀546m2/9万1千馬力、天城は835m2/13万1千馬力。
> 機関部面積がほぼ同じ長門が改装後に計画時の天城に近い排水量4万トン強で8万1千馬力25ノットであることを考えると、天城も25ノット程度でしょうか。
> 加賀は5万馬力強くらいまで落ちそうですし、3万トン級の英QEが同程度の出力で24ノットであることを考慮した場合、22〜23ノット程度に落ちそうですが……。
タービンが長門と同一で出力が罐数に比例すると仮定(かなり乱暴ですが)すると、加賀型で出力4万4千馬力、天城型で出力6万9千馬力になってしまいそうです。
加賀型、天城型がそのまま機関出力をここまで下げたと仮定した場合、発揮できる速度は単純計算で加賀型21ノット弱、天城型24ノット強ってとこでしょうか。
でも、コロラド型が21ノット、ネルソンが23ノットであることを考えると極端に悪い数字というわけでもなさそうです。でも、日本海軍としては不満でしょうね。
実際は所定の機関出力が得られないのに罐数を減らすとは思えませんから、最悪の場合これくらいまで下がるかもしれないという程度で罐数を増やして出力を稼いだうえで他の何かを犠牲にすることを検討するんじゃないでしょうか?
でも武装を減らしたら長門と同じになってしまいますから、長門型を放棄して加賀型/天城型を建造する意味がなくなってしまいます。
装甲を犠牲にしたらコロラド型よりも貧弱になってしまい、事実上の巡洋戦艦になってしまう…ユトランドの戦訓を活かせないことになり採用はできないでしょう。
やはり、速度を犠牲にすることに甘んじるか・・・そう考えると素直に長門型建造が一番の正解に思えてきます。
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