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マーリンのHA-1112-M1LやスピットファイアとP51の比較だと、米国の性能テストは武装、無線、使わない燃料系統等を外し、しかも登載燃料・潤滑油は必要最低限、エンジンにも若干のチューンを施して行うことが大半(Ans.Q 483)ということもあるそうですし、機体も似通っていて明確になりずらいかもしれないので、キ60と三式戦闘機一型乙を比較してみると、
キ60 DB601A 560km/h(高度4,500m) 全幅:9.78 m 翼面積16.21 m²
キ61三式戦一型乙 ハ40 590km/h(高度4,860m) 全幅12.00m 翼面積20m²
となっていて、エンジンはDB601Aとハ40だからたぶんかわらない、形状も似ているし、自重はキ60のほうが軽いので、最高速度はキ60のほうがかなり速そうですが、逆になっています。
違いといえば、キ61のほうは胴体下部の冷却器開口部からラジエーターのまでの間で流路が大きく拡大するような形状になっていて、ことがこのような差につながっているってことはないでしょうか?
といっても冷却器まわりの抗力が低下してるだけかもしれませんが・・・・
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