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中島版烈風は可能か? sonic 13/1/2(水) 22:35

多少大型になっても長く飛べる艦戦が欲しいと思う人たちもいたわけで 13/1/9(水) 16:03

多少大型になっても長く飛べる艦戦が欲しいと思う...
   - 13/1/9(水) 16:03 -
  
> それは、機体の大型化を防ぐためです。
> 史実の烈風の大型化の要因は、航続能力と離着艦能力を両立させた結果です。
> そのため同じことを中島飛行機に要求した場合やっぱり大型化する可能性があったので航続能力を引き下げました。

実際には、多少大型化させてでもそれなりの航続力を持つ機体が望まれて烈風が生まれています。現実には「大型化を避ける」などという理由とは違った別の根拠があったからです。
それは、空母の用法そのものについてのことです。

自軍が空母を持っているならば、敵海軍も必然的に空母を持っている、と考える。実際その通りです。戦艦にしろ他の艦種にしろ敵航空部隊が制圧してくる状況下では前に出せませんから、まずに敵の航空部隊を封殺してしまいたい。そのためには敵空母の飛行甲板を破砕してしまいたいわけです。これを一番最初にやってしまいたい。
しかし、そのためには自軍の空母を前に出して飛行機隊を発進させなければなりません。敵も同じように考えるでしょうから、ともすれば敵空母からの飛行機隊に急襲されてこちらの空母が先にやられてしまう可能性があります。
このような事態を避けるには、敵の飛行機隊の行動半径の外側から、あるいはできるだけそれに近い距離で攻撃できる長い槍、すなわち大航続力を備えた艦上機部隊を備えることです。
敵空母を直接攻撃するのは急降下爆撃機の仕事ですから、日本海軍は彗星に長大な航続力を与えています。しかし、行った先で敵の防空戦闘機が待ち受けることも考えなければなりませんから、艦爆を裸で出すわけに行かず、艦戦に援護させなければなりません。

ここで、艦戦は自方の空母を守るのに徹すれば良いとして、艦戦の航続力を切り捨てるというのでは、このような艦隊全体のドクトリンに影響を与えることになってしまいます。

裸で出た艦爆は被撃墜率が増え、目標への到達確率が減るでしょうし、その上で任務の達成は望まれますから、これはうっかりすれば艦爆をミサイルとして使うだけ、つまりは特攻隊化につながってしまうようなことであるのかもしれないのです。
引用なし
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