あとがき
HIJMS 加賀




S:おっし、おしまいと
★:結構、長くて巨大な物になってしまいましたね
S:そだね、まあ、楽しんで書いたのは事実だよ
  巨大戦艦ってのは、そういった意味ではストレートに凄いなって物を持っている
  なんと言うか実に幼稚だが、根源的な魅力は有るんだろうね
☆:でも、所詮はそれだけですねっ
S:そうだね、所詮はこの程度の物だ
☆:何処で間違えたんでしょう・・・
S:萌芽は日本海海戦だろうな
  そして、超弩級戦艦の登場で、大艦巨砲主義は絶頂を迎えた
  それを支えたのは多数の旧式戦艦や巡洋艦だったのを忘れて
  以降はずっと、でっかい戦艦という方向で突き進んでいったのが、あの結果だ
  今の空母も似たような物だが・・・
  本当にその方向性でよいのか、常に考えるべきではある
☆:大和がそうだったように、ですねっ
★:戦艦が必要なら、最終的にそれが大和になって行くのは判ります
S:つまり、そもそもの前提条件が間違えているんだわな
  バランスの良い巡洋艦が巡洋戦艦に勝てない、本当にそうだったのか
  フォークランド海戦ではそうだった
  だけど、あの戦いは、古典的水上戦の最後の事例だったんだ
  駆逐艦も魚雷も無い時代だったから成立したとも言える
  ジュットランドでは雷撃が艦隊戦に絶大な影響をもたらした
  大艦巨砲主義は、あそこで終わったんだ
  飛行機の登場は誰にも判る形で戦艦の時代の終焉を告げたけど
  本当は、ジュットランドと軍縮条約が、戦艦の時代を終えさせていたのかもしれない

S:さて、これで、旧世紀の遺物である戦艦のお話は終わりです
  今回取り上げた艦艇は極めて有名ですので
  要目等は全て割愛しました、気になったら調べてください
  ネットで検索をかけたら出てきます
  探せなかったらwarships1.comにでも行って見てください、そこに全部出てます
★:手抜きですよね
S:だって要目を延々とかくのなんて辛いだけだもん
  そんな苦行は恵比寿でだけやれば良いのだー(;_;)

S:ついでに次回作の予告もしておきます
  長らく放置したままだった本編は・・・またあとで
  取りあえず、前に予告した航空編をやります、完成は・・・いつになるかな・・・
  まあ、気長に待っていてください、っていうか待たないで自分で調べて勉強しててください(ぉ

☆:それではっ
  魚雷は大人になってから・番外編・増補『涙の誓い』
★:これにてお開きです
  このような長文に最後までお付き合いいただいて本当に有難う御座いました
☆:お相手はっ
  いつもニコニコ、倉田佐祐理と
★:ちょっとシニカルな天野美汐でした

☆:それでは、またぁ〜(^^)/~~



たいとる