今日は奥村さんの架空機の性能について。 私、個人的には雷電をエンテにせずに、通常の牽引式にして、FW190のように、 胴体の形状を絞って、排気管もきっちり推力式に並べて、強制冷却ファンもあの程度に 押さえて、なおかつプロペラ直径ももっと大きくして、ようするに、正論に基づいた 設計をしてみたらどの程度性能が上がるだろーか、ということに興味があります。 まず、間違いないのは以下のことでしょうか? @エンジンの振動が大幅に減って、故障も減る。本来の雷電はかなり故障が 多い機体らしかった(渡辺洋二氏の著書参照)ので、これはたいそううれし いに違いない! A重量が大幅に減る。プロペラの分は重くなりそう(それでも雷電は元々重 いプロペラを使っていたので、そうでもない?)だが、全体的にはかなり 軽くなりそう。 B空気抵抗が大幅に減る。雷電の胴体形状が間違いだらけなのは今では有名 なお話しなので、これはまず間違いない。 実際に細かく計算した訳ではないので大ざっぱですが、少なくとも四式戦の 最高速度(624Km)は上回るのではないかとおもいまする。おまけに重量が 軽くなって、ただでさえ国産戦闘機最高の上昇性能がさらに素晴らしくなって世界 最高ってなことになりそうな気がします。 いかがでしょうか(今度、ちゃんと計算してみよっと)。