98/05/02 22:51:15 JU87 PART3 空母のカタパルトのことを日本海軍では、戦艦や重巡洋艦に設けられた旋回式 (射出機)のものと区別して、艦発促進装置と称していました。 英国では昭和の初めに「フューリアス」などに取り付けられて研究実験され、 米国も「レキシントン」「サラトガ」に装備して、その実用性が確認されました。 第二次世界大戦では 多数の商船改造の小型低速空母に装備され、有力な戦力 となったそうです。 一方日本海軍では「加賀」の改造以来、艦発促進装置が完成したら すぐに装備 できるよう、その関連船体部工事は実施されていたのですが、ついには実用化に 至らず終戦を迎えました。 軍艦メカニズム図鑑 日本の航空母艦 グランプリ出版より