カーチスP-40 ウォーホーク 1939 実質的にはP-36の液冷エンジン装備化版にすぎず、主翼や胴体などの構造は前作を 引き継ぐという前近代的な戦闘機でした。 とにかく本機は1941年末の開戦時の、米陸軍の第一線主力戦闘機であったが、 単なるカタログ上の最大速度性能はともかく、安定性、操縦性、運動性のどの面でも 欠けており、加えて上昇性能の悪さは枢軸国軍戦闘機の敵ではなかった。 戦時下でマリーン発動機への換装、軽量化、胴体延長などの改修も行われたが、効果 はみられず、生産数においてP-51.P-47につぐ14、000機という数値のみが、本機の 最大のポイントだったような気がします。 補足
カーチスP40A型からC型までをトマホーク
D型からN型までをキティーホーク
F型、K型、L型は空軍用でウォーホーク
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