機雷一覧

名称 年代 敷設方法 性能 重量 備考
敷設機関 機雷缶維持法 炸薬量kg
薬種
最大敷設深度m 最大敷設海深m 起爆方式 装備全重量kg 機雷缶浮量kg 係維器重量kg
名称 年代 敷設方法 性能 重量 備考
敷設機関 機雷缶維持法 炸薬量kg
薬種
最大敷設深度m 最大敷設海深m 起爆方式 装備全重量kg 機雷缶浮量kg 係維器重量kg
旧一号機雷 1886 水上艦艇 係維式 80
湿綿火薬
艇用電池
水銀啓開器
122 226 我が国初の電気的機械水雷。英国製
明治36年二重安全装置を付与
一号機雷甲
連係水雷
1908 水上艦艇 連係浮遊 45
下瀬六稜
6 既性電池
啓開器
123
一号機雷乙 1921 水上艦艇 連係浮遊 100
下瀬成形
9 既性電池
啓開器
192
二号機雷乙
電気機械水雷
1903 水上艦艇 係維式 31.9
下瀬六稜
7 170 既性電池
啓開器
394.2 45.4 220
円錐形
三号機雷 1907 水上艦艇 係維式 46.9
下瀬六稜
7 170 既性電池
啓開器
423.19 56 220
円錐形
二号に浮流自沈装置付与
四号機雷 1912 水上艦艇 係維式 61.92
下瀬六稜
7 170 既性電池
啓開器
443 86 220
方形
三号の炸薬強化
以降の係維器は方形
五号機雷 1917 水上艦艇 係維式 80
下瀬六稜
7 170 既性電池
啓開器
510 100 300 四号の炸薬強化
五号機雷改一 1934 水上艦艇 係維式 83
下瀬六稜
60 240 醸成電池式
触角4
510 100 300 横式係維器対応
六号機雷一型
九年式機雷
1925 水上艦艇 係維式 215
下瀬六稜
30 330 醸成電池式
触角4
1,156 195 721 深度調整装置無し
六号機雷二型
改造九年式機雷
1933 水上艦艇 係維式 200
下瀬鋳填
20 375 醸成電池式
触角4
1,080 200 670 八九式の大型化相当
六号機雷二型改一 水上艦艇 係維式 200
下瀬鋳填
20 1,020 醸成電池式
触角4
1,080 200 670 深海敷設機能付与
簡易化
六号機雷三型
H3機雷
1934.3 水上艦艇 係維式
下瀬鋳填
64 364 醸成電池式
触角6
900 205 480 ビッカース製を改造
八八式機雷
独乙潜水艦機雷
1929.5 潜水艦
(敷設筒)
係維式 180
下瀬成形
20 270 醸成電池式
触角4
970 150 559 1923独より図面と製造権を購入
八八式機雷改一 1932.10 潜水艦
(敷設筒)
係維式 180
下瀬成形
50 500 醸成電池式
触角4
970 160 559 深深度用に改造
八九式機雷
七号機雷
一般用機雷
1929.4 水上艦艇 係維式 70
八八式
60 425 醸成電池式
触角6
718 150 493 五号に代わる一般用量産機雷
八九式機雷改一 1933.12 水上艦艇 係維式 70
八八式
60 960 醸成電池式
触角6
710 150 485 深海対応
九○式機雷
特殊浮標、X浮標
1934.1 防潜網敷設艦 防潜網係止 80
八八式
約35 分離傾斜式
電路接触
175 0 一四式一号防潜網に50m間隔で取り付け
毘式水中線機雷 1928 水上艦艇 係維式 200
下瀬鋳填
60 390 シーセル継電池
乾電池
965 180 482 英ビッカース社から研究用に三個購入

仮称九一式機雷
水中線機雷
1933.9 水上艦艇 係維式 200
下瀬鋳填
71 1,101 水中線
銅柱触覚4
1,000 190 570 毘式の国産化試作
九二式機雷
管制式音響機雷
1934.9 水上艦艇 係維式
電線結止
500
八八式
60 120 水中音で衛所管制 150 520 6個一群管制機雷
九三式機雷
一、二、三、四型
1934.9 水上艦艇 係維式 100
八八式、九七式
71 1,071 醸成電池式
触角4,7又は9
710 120 480 八九式よりも更に安価な一般量産型

仮称九四式一号機雷一型
河川用沈底機雷
1934.2 水上艦艇 沈底式 80
八八式
20 20 醸成電池式
触角4
390 -145 揚子江等河川作戦用
見張所からの視発式にも使える(その場合は全重量660kg)
九四式機雷
仮称九四式一号機雷二型
河川用視発沈底機雷
1937.7 水上艦艇 沈底式 80
八八式
20 20 見張所管制 535 -115

仮称九四式二号機雷

一号機雷丙
1937 水上艦艇 連係浮遊 55
八八式
電路啓開器
乾電池式
256
(1組)
5 8
(滑走台)
河川作戦対小型舟艇用

仮称横式機雷一型
電動浮遊機雷
1931.6 潜水艦
(発射管)
自動調停
浮遊
300
八八式
2〜15 電路啓開器
触角
1,220 -2 魚雷発射管から敷設
上下振幅1m寿命70時間

仮称横式機雷二型
1931.6 水上艦艇 浮標吊下式
浮遊
300
八八式
7 醸成電池式
触角4
664.5 150 185
(滑走台)
全装浮量5kg
寿命14日
九五式機雷
仮称横式機雷三型
1933.5 水上艦艇 浮標吊下式
浮遊
200
八八式
5 醸成電池式
触角4
380 28 57.5
(滑走台)
二型の小型版
全装浮量5kg
寿命14日

仮称横式機雷四型
1934.4 潜水艦
(敷設筒)
浮標吊下式
浮遊
280
八八式
5 醸成電池式
触角4
841 16.5 24.5+361
(支点+敷設台)
潜水艦敷設筒から敷設
試製海峡機雷 1923 水上艦艇 係維式 200
下瀬鋳填
9 259 醸成電池式
触角5
1,575 300 1,110 海峡敷設用として試作
対潜機雷 1923 水上艦艇 係維式 原型+水中線 三、四、五号に水中線を付する実験で製作
艦底爆発機雷 1923 水上艦艇 係維式 80
下瀬火薬
40 277 醸成電池式
触角:浮標2缶体4
852.5 120 652.5 一般機雷で艦底爆破をする目的で三菱内燃機で試作
試製特殊水雷 1937 水上艦
(魚雷発射管)
係維式 100
八八式
20 120 544
機雷部分
80 340 遠距離発射自走機雷、魚雷として発射後頭部が機雷になる
試製特殊機雷 1937 水上艦艇 沈底式 80
八八式
20 20 見張所管制 224 -117 九四式代用として現地遊休品(四四式魚雷演習頭部)利用
九六式機雷
試製防潜網用機雷
1937.8 防潜網敷設艦 防潜網係止 55
八八式
35 一六式防潜網 張力135kg以上 108 0 防潜網1枚に機雷缶3個

仮称小型機雷一型
試製小型機雷
1941 水上小舟艇 沈底式 10
九七式
目標舟艇吃水 醸成電池式
触角1
対上陸用舟艇用
大戦中約14万個製造され南方で実戦投入

仮称P機雷
試製P(音響)機雷
航空機 沈底式 400
九七式
30 超音波 850 -260 航空機から投下敷設する音響機雷
20KHzと30KHz同時に一秒以上持続すると発火。寿命約一ヶ月

仮称零式機雷
試製X機雷
1942 水上艦艇 沈底式
6個連係
500 100 100 磁気感応
自動・管制
トラックにて実験敷設するも実用化されず
一式機雷
仮称一式機雷
1942 潜水艦
(上甲板)
自動調深
浮遊
75 10 醸成電池式
触角3
310 約-1 潜水艦救難浮標撤去跡に格納する反撃用浮遊機雷
100個製造されるも改善を要す
電動推進器で調深、寿命6時間

仮称一式機雷二型
1943 潜水艦
(発射管)
自動調深
浮遊
75 10 醸成電池式
触角3
300 0.5〜1.5 正浮量として艦からの離脱を容易にした。寿命二日(七日で自爆)
20個製造
二式機雷 1943 潜水艦
(発射管)
係維式 130
九七式
10 160 醸成電池式
触角3
670 120 米潜水艦が敷設したものを模倣
三式一号航空機雷一型改一
仮称K2機雷
1943 航空機 係維式 80
九七式
10 300 醸成電池式
触角4
640 98 315 投下高度250〜500m、速度150kt
一式陸攻使用
寿命6月
三式二号航空機雷一型
仮称K3機雷
1943 航空機 浮標吊下式
浮遊
50
九七式
1.5 9以上 電路啓開式
触角4
135 -9 浮標浮量14 投下高度50〜420m、速度150〜160kt
寿命4日

仮称三式機雷一型
独式磁気機雷
1944 潜水艦
(発射管)
沈底式 890
九七式
有効威力深度内 40 磁気感応
(磁針)
1060 -300 ドイツ製模造
作動感度20ミリガウス

仮称三式機雷二型
独式音響機雷
1944 潜水艦
(発射管)
沈底式 890
九七式
有効威力深度内 40 音響感応 1060 300 ドイツ製模造

仮称五式機雷
1945 水上艦艇 係維式 40
一式
50 250 醸成電池式
触角3
400 100 300 特殊部品・半製品を内地より送り現地工作する簡易型

五式磁気機雷
水際防御機雷
1945 水上艦艇 沈底式 100
K3
電磁線輪型 190 -70 水際磁気機雷として二式機雷缶体を流用
感度20mA