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ま、見れば判るけど、アラスカとシャルなわけです。 今回のネタはコレにしちゃおうかなとか思ったりして・・・。 え? 戦艦? なんですか、ソレ? 先生そんなこと知りません。そんな訳判らない事いう子はバケツもって廊下にたってなさい。 |
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さて、こうやって並べてみると興味深いですね
つまり、シャルは舷側装甲と副武装で優位ですが、全体的に言って大して戦力変わらない上に足が短いと・・・。 なんでそれなのにシャルがずっと重たいのは、つまり旧式だからっていうか、装甲防御が強固だからです。 しかしながら、防御力が強い=戦艦ではありませんし、強力ではありません。敵を倒す能力=強さであり、その強さを持続させるのが防御の持つ意味です。一撃で粉砕できるなら防御は無意味です(勿論絶対は無いので、防御はあればあってで嬉しいけど第一義ではない) |
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勿論、シャルを貶すために書いてるわけじゃないです。 見て欲しいのはアラスカの方なんです。 知ってのとおり、アラスカは色んな意味で失敗作でした。 金かかる割に使い出が良くないと、まあ一般にはそういわれます。では、本当は何が足りなかったのでしょうか? ここらから暴走が始まります アラスカで足りなかったものは火力です。 |
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なんか、また暴論が凄い感じですが、頑張ってついてきてください。 アラスカは場合によっては金剛ともぶつかるから足りない。違います。 足りなかったのは、悪魔のようなIJN重巡洋艦群を相手する場合だったのです。 シュペー戦や、太平洋の幾つかの夜戦、そして地中海の実戦を見れば判ります。 超弩級の主砲を食らった重巡は戦闘不能になり。11インチを食らったエクゼターはそれでも頑張ったという事。 弩級程度の打撃力では、数発の命中で重巡を止める事が出来ません。IJNの重巡は兇悪な魚雷を持ってます。一撃で止めないと酸素魚雷が来るのです。 スリガオ海峡ではあれだけ撃たれたのに、最上はそれでも動きました。そして米軍はスクラップ同然の最上に対して最上級の注意を払ってます。 重巡を一撃で黙らせるには、たぶん12インチは不足だったのです。 日中距離をおいて殴りあうならアラスカは重巡に対して優位です。ですが日本重巡相手に夜戦した場合・・・。 倍の排水量でありながら、下手すると負ける。相手が二隻いたら・・・たぶん負ける・・・。それがアラスカだったのです。 |
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時間あたりの投射量による打撃力は、相手の装甲を抜ける場合に大きな意味を持ってきます。 つまり6インチや5インチ多数装備艦では重巡は止められません。10km内外で、数分で重巡に対して結果を出すには? 案A:問答無用の打撃力で粉砕する。例えば16インチとか。 案B:重巡を抜ける機関砲で打っちゃる。デ・モイン級ですね。 アラスカの打撃能力は?
つまり、デ・モインは重巡以下を沈黙させる能力において、アラスカの倍ぐらいいけてるのです。 まかり間違って戦艦に出会った場合。どうせ12インチでも戦艦には勝てません。 それどころか12インチ砲艦は、軽艦艇を始末する能力でも16インチ砲戦艦よりも劣るのです。 アラスカは失敗作でした。 例えば16インチ6門を備えていたら。夜戦でも昼戦でも日本軍の戦艦でも重巡でも対抗できたでしょう。 何の事は無いレナウンやO級ですな。 必要なのは、火力だったんです。 均整の取れたアラスカやシャルのデザインは、見事ではあります。ですが、内実の伴わない代物だったのです。 |
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