自衛隊こぼれ話

     ガードレールの金属片発見

   ガードレールの金属片が、今話題となっています。私もたまたま散歩の途中で発見しました。国土 交通省は、「自動車の接触が原因」と結論づけています。しかし、私の見た限りでは異議ありです。  ガードレールの継ぎ目は車の進行方向へ向けて重ねています。高速でバックする車などありません。 また、問題の金属片はガードレールの凹んだ部分にも挟まっています。勿論自動車の接触した痕跡な どないところにも存在します。これをどう説明するのでしょう。  また国交省は「分析の結果ガードレールの金属片と自動車の材質が一致した」とも発表しました。 しかし、これによって自動車の接触が原因と断定するには無理があります。自動車工場の加工屑がこ のカシメ材料に使用された可能性もあるからです。  写真では見辛い面もありますが、連絡して頂ければ現場に案内致します。危険性のあるものは既に 撤去しましたが、大半は未処置のままです。立ち会った警察の方も、工事の際カシメ(締結)に使った 金属片が、後処理されずに放置されたものだと言っていました。  「論より証拠」皆さんも散歩の途中で気を付けてガードレールを見てください。全国で4萬箇所と 言いますから、お近くでも必ず例の金属片を見つけることが出来ると思います。車の接触した痕跡も ないはずです。私の散歩の範囲は半径2q以内です。それでも、20箇所以上も見付かりました。 @左上のボルトの頭部。〔第一現場〕 A左上のボルトの頭部。〔第一現場〕 B左上のボルトの頭部。〔第一現場〕 鉄片のはみ出し部分が処理されている。 C右上のボルトの頭部。〔第一現場〕 鉄片のはみ出し部分が処理されている。 D左上のボルトの頭部。〔第一現場〕 ※鉄板の重ね目上部・下部。〔第一現場〕 見落とし分追加。 E鉄板の重ね目下部。 〔第二現場〕 F鉄板の重ね目上部・中部・下部。〔第二現場〕 G鉄板の重ね目中部・下部。〔第二現場〕 H鉄板の重ね目中部・下部。〔第二現場〕 I左上のボルトの頭部。〔第二現場〕 J鉄板の重ね目下部。〔第三現場〕 K鉄板の重ね目下部。〔第三現場〕右上のボルトが緩んでいる。 L鉄板の重ね目下部。〔第三現場〕 M鉄板の重ね目中部・上部。〔第四現場〕 N左下のボルトの頭部。〔第五現場〕 05-07-13.発見。 O鉄板の重ね目上部。〔第六現場〕 05-07-14.発見。 P鉄板の重ね目下部。〔第七現場〕 05-07-15.発見。 最初に発見したもの(撤去済)とこれは、塗装が残っています。他は殆ど錆びていました。 Q左上のボルトの頭部。〔第八現場〕 05-07-16.発見。左下のボルトが緩んでいる。 R左上のボルトの頭部。〔第八現場〕 05-07-16.発見。 S左上のボルトの頭部。〔第八現場〕 05-07-16.発見。撤去分を含め、21個所目です。 その後2箇所発見しました。しかし、これは「隠し玉」にしておきます。 今日(8月1日)香港の新聞社「蘋果財経」の取材を受けました。「太刀洗平和記念館」に案内し、 帰りに太刀洗公園を散策しました。その途中、またまた例の金属片です。これも車の進行方向と は逆です。
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