ガードレールのボルトの欠落問題
ガードレールの金属片の問題もさることながら、次の写真をご覧になれば分るように、締め付け用 のボルトが欠落した箇所が多数見受けられます。欠落までには至らなくても、緩んで用をなしていな いボルトも、多数あります。この原因は何処にあるのでしょうか。一歩間違えばガードの役をなさず 危険です。 これは工事の施工にも原因があると思いますが、それ以上に材料、特にボルトやナットなどの規格 にも問題があるように思います。座金の付け忘れなども見受けられます。 1、ボルトの欠落。〔第一現場〕 2、ナットの緩み。ボルトの頭部までネジ山がない。〔第一現場〕 2、上記を裏面からみました。座金が有りません。右側も緩んでいます。〔第二現場〕 3、殆ど全部のボルトが緩んでいます。〔第二現場〕 4、二個ボルト欠落。〔第二現場〕 5、上下二個欠落。〔第二現場〕 6、上下二個ボルト欠落。〔第二現場〕 7、上下二個ボルト欠落。〔第二現場〕 8、上下二個ボルト欠落。〔第二現場〕 9、中二個ボルト欠落。〔第二現場〕 10、これは最初から 手抜き工事?。〔第二現場〕 11、これも手抜き工事?〔第二現場〕 12、中と右下ボルト欠落。〔第二現場〕 13、中央部ボルト欠落。〔第二現場〕 以上は第二現場の約300メートルの間のボルトの欠落です。また、一目で緩みが分るも のが多数あります。第一現場と第二現場との相違は、交通量の多寡と施工時期に多少の差が あると思います。但し、それだけが原因とは思われません。 14、緩み。ボルトのネジ山に注目。 15、ボルト欠落中、下2個。 16、ボルト欠落、右下1個。 17、ボルト欠落、右下1個。 18、ボルト欠落、右下1個。 19、ボルトの緩み。 20、ボルト欠落、上下4個。 21、ボルトの緩み。 22、ボルト欠落、右上1個。 23、ボルト欠落、左下1個。 24、ボルト欠落、右上1個。 25、ボルト欠落、右下1個。 26、ボルト欠落、右上下2個。 27、ボルト欠落、上2個と中央。 28、ボルト欠落、中2個。 29、ボルト欠落、中2個。 30、ボルト欠落、中2個。 31、ボルト欠落、右上下2個。 32、ボルト欠落、左上1個。 33、ボルト欠落、左中下2個。 34、ボルト欠落、左上下2個。 35、ボルト欠落、左上下2個。 36、ボルト欠落、上中3個。 以上の現状から疑問に思うのは、金属片の挟まった箇所には、ナットの緩みやボルトの脱落 が見付からないことです。逆にボルトの欠落した箇所には金属片はありません。工事の際に、 ボルトのネジ山不足でキッチリ締まらないので、金属片を噛ませたと考えられます。ならば、 金属片を噛ませた工事業者は良心的だったということになります。