1.概要
スイスのエリコン社が日本に推奨した二十粍旋回機銃は
AF型と言って、後に零戦に搭載する事になった
FF型の発射速度を525発/分から450発/分に落とした旋回機銃でした。二十粍機銃は反動が強すぎるので発射速度が速いと手動ではコントロール出来ないと考えての推奨と思われますが、それに対して海軍は自力で
FF型を改造して恵式二十粍旋回機銃特一型を開発し、飛行艇や中攻の後部機銃として用いました。
当初名称 |
変更後名称 |
備 考 |
恵式二十粍旋回機銃一型 |
恵式二十粍一号旋回機銃一型 |
舶着人力旋回式 |
恵式二十粍旋回機銃一型改一 |
恵式二十粍一号旋回機銃一型改一 |
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恵式二十粍旋回機銃特一型 |
九九式二十粍一号旋回機銃 |
固定機銃を旋回機銃に改造したもの |
恵式二十粍旋回機銃一一型 |
九九式二十粍一号旋回機銃一型改一 |
打殻放出口を改造したもの |
恵式二十粍旋回機銃特一型改 |
九九式二十粍一号旋回機銃一一型 |
手動式旋回機銃 |
恵式二十粍旋回機銃一一型改 |
九九式二十粍一号旋回機銃一一型改一 |
打殻放出口を改造したもの |
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2.使用状況
中攻や大艇にもちいられ大戦中期の主力旋回機銃でした。大戦後期には動力式の十三粍機銃クラスが続々開発されたことから見れば、何らかの欠点を抱えていたと思われますが、その点についての記述は見あたりません。
- 3.その他
- 4.参考文献