フレーム
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初の国産航空機エンジン
     戦車のエンジンとなる 2004.03.06

日本で初の戦車用装甲板(ニセコ鋼板)が日本製鋼所製であったことはあまりにも有名ですが、初の戦車用量産エンジンは元はと言えば航空機用エンジンであり、航空機エンジンとしては初の国産エンジンであった事を知る人はまれでしょう。
この初国産航空機用エンジンの試作1号機は室0号と名付けられました。室0号は会社の試作品として残されていましたが、後に89式中戦車甲型のエンジンの原型として陸軍に渡されています。そののち97式戦車むの量産工場となった武蔵製作所に記念として移管され、戦後また室蘭製作所に戻るといった遍歴を重ね、室蘭市民族資料館を経て現在は日本製鋼所室蘭製作所の玄関に展示されています。
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初の国産航空機エンジン
ダイムラー100馬力